パソコン業界の世界市場シェアの分析

PC・パソコン業界の世界市場シェアと市場規模について分析をしています。レノボ、HP、デル、エイスース等世界の主要なPC・パソコンメーカーの概要も掲載しています。

PC・パソコン業界の市場シェア(2019年)

最新業界別売上高世界ランキング第4巻」に記載のパソコンメーカー各社の売上高を分子に、また後述する業界の市場規模を分母にして2019年のPC・パソコン業界の市場シェアを簡易に試算しますと、1位はレノボ、2位はHP、3位はアップルとなります。

1位 レノボ 15.3%
2位 HP 14.8%
3位 アップル 9.8%
4位 デル 4.4%
5位 エイサー 2.1%
6位 エイスース 2.0%
7位 ダイナブック 0.7%
8位 マイクロソフト 0.2%

2019年のパソコン世界市場シェア1位はレノボ、2位はHP、3位はアップルとなります。

なお、調査会社のガートナーより出荷ベースの2019年市場シェアは以下の通りです。

1位 レノボ 24.1%
2位 HP 22.2%
3位 デル 16.8%
4位 アップル 7.0%
5位 エーサー 5.7%
6位 エイスース 5.5%

レノボによる富士通のパソコン事業買収後のパソコンの国内市場シェアは、レノボグループが約4割(NECレノボが約25%程度、富士通が15%程度)、東芝、デル、HPが約10%前半で並びます。

市場規模

当サイトでは、各調査会社等の公表データを参考にし、パソコン1台の価格を概ね1000ドルと仮定して、パソコン業界の2019年の世界市場規模を2612億ドルとして市場シェアを計算しております。参照にしたデータは以下の通りです。調査会社ガートナーによれば、2019年のパソコン出荷台数は2億6123万台です。調査会社のルシンテルによれば、2017年のパソコン業界の世界の市場規模は2527億ドルです。⇒参照したデータの詳細情報

世界の主要パソコンメーカー

Lenovo Group(レノボ)
中国を代表するPCメーカーです。旧IBMのPC事業(thinkpad)を買収し成長しています。

Hewlett-Packard(HP、ヒューレット・パッカード)

HP(ヒューレット・パッカード)は、1939年にウィリアム・ヒューレットとデビッド・パッカードによって設立された米国が誇るIT業界の巨人です。パソコン、プリンター、コピー機、ストレージの分野では世界最大級です。2015年にエンタープライズ事業が中心の「Hewlett Packard Enterprise」と、PCやプリンティング事業が中心の「HP Inc.」へと分社化されました。

Dell(デル)
マイケル・デル氏によって設立された米国のパソコンメーカですー。BTO方式に基づく直販モデルで世界を席巻しています。投資ファンドのシルバーレイク社に買収されました。2015年にストレージ大手のEMCを買収しました。

Acer(エイサー)
台湾に本拠を置くPCメーカーです。OEMメーカーとして成長しています。米ゲートウェイやパッカードベル社を買収しPC業界の大手となりました。

ASUS(エイスース)
台湾に本拠を置くPC・タブレットメーカーです。UltrabookやタブレットのNexus7のメーカーとしても有名です。

Apple(アップル)

Apple(アップル)は、米国を代表するメーカーです。iPhone、iPad等の革新的なハードウェアとiTunesやiOS等のソフトウェアによる独自のビジネスモデルに圧倒的な強みを持ちます。MacブランドでPC分野でも上位です。

日本勢
東芝はダイナブックを、ソニーはバイオを投資ファンドへ売却しましたNECと富士通はレノボにPC事業の過半の持ち分を売却しています。パナソニックはレッツノートを単独で展開しています。

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