アップルの市場シェア・業績推移・売上構成・株価の分析

Apple(アップル)は、故スティーブ・ジョブズ氏が設立した米国を代表するメーカーです。Mac、iPhone、iPad、アップルウォッチといった革新的なハードウェア、独自のCPU、iTunesやiOSといった洗練されたソフトウェアが高度に融合させる独創的なビジネスモデルが特徴です。アップルペイで金融決済も手掛けることでアップル経済圏を構築しつつあります。

業績推移(年次)

2021年度は前年度比増収増益となりました。全セグメントで事業が好調に推移しました。

アップルの業績推移
アップルの業績推移

業績推移(四半期)

2022年第4四半期(7ー9月)
売上高は前年同期比10.70%増の90,146百万ドルになりました。営業利益は前年同期比3.18%増の24,894百万ドルになりました。営業利益率は27.6%になりました。

2022年第3四半期(4ー6月)
売上高は前年同期比-7.40%の82,959百万ドルになりました。営業利益は前年同期比-16.10%の23,076百万ドルになりました。営業利益率は27.8%になりました。欧米事業は好調でしたが、部材不足や中国のロックダウンの影響もあり前年同期比減収減益です。

2022年第2四半期(1ー3月)
売上高は前年同期比8.59%増の97,278百万ドルになりました。営業利益は前年同期比9.00%増の29,979百万ドルになりました。営業利益率は30.8%になりました。アップル製品への強い需要が継続しています。

アップルの四半期業績推移

アップルの四半期業績推移

EPS成長率(年次)

2019年度以降希薄化後EPSは順調に増加しています。

希薄化後EPSの推移
希薄化後EPSの推移

EPS・1株配当・配当性向(四半期)

2022年第4四半期(7ー9月)
希薄化後EPSは前年同期比4.03%増の1.29ドルになりました。1株当たりの配当は前年同期比4.55%増の0.23ドルになりました。配当性向は17.83%になりました。

2022年第3四半期(4ー6月)
希薄化後EPSは前年同期比8.57%増の1.52ドルになりました。1株当たりの配当は前年同期比4.76%増の0.22ドルになりました。配当性向は14.47%になりました。

2022年第2四半期(1ー3月)
希薄化後EPSは前年同期比8.57%増の1.52ドルになりました。

アップルのEPS・1株配当・配当性向の推移(四半期)

アップルのEPS・1株配当・配当性向の推移(四半期)

売上構成

iPhoneが主力です。デジタルコンテンツの販売・サブスクリプションを含めたサービス分野が成長しています。

アップルの売上構成(2021年度)
アップルの売上構成(2021年度)

ウェラブルなど

AirPods、Apple TV、Apple Watch、Beats製品、HomePod、iPod touchなどが含まれます。

サービス

広告、AppleCare、デジタルコンテンツの販売・サブスクリプション、決済関連収入が含まれます。

直近のM&A(合併買収)

技術や機能の獲得を目指した小規模なM&Aを行っています。

2011年 イスラエルのアボビット・テクノロジーズの買収
2014年 音響機器のBeats Musicの買収
2017年 英ダイアログセミコンダクターの電源管理事業の買収
2017年 音楽配信サービスのシャザムエンタテイメントを買収
2018年 電子雑誌読み放題サービスのテクスチャーを買収
2019年 インテルのモデムチップ事業を買収

市場シェア

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