百度の市場シェア・業績推移・売上構成・株価の分析

Baidu(百度、バイドゥ)は、2000年に李彦宏(Yanhong Li)氏によって中国で設立された検索サービスです。中国政府のグーグルへのメディア規制もあり、中国の検索の最大手となりました。動画サイト(iQ1Y1、愛奇芸)、モバイル検索、音声アシスタント、ネット旅行代理店、自動運転技術(アポロ計画)など、数億人規模の利用者を基盤として独自のエコシステムを構築しています。

業績推移(年次)

2021年度
売上高は前年度比16.27%増の124,493百万ドルになりました。営業利益は前年度比-48.36%の6,218百万ドルになりました。営業利益率は4.99%になりました。検索エンジン、AIクラウドサービスなどの事業が好調でしたが、広告宣伝費や人件費が増加し減益になりました。

2020年度
オンライン広告収入は減少しましたが、コスト削減が奏功し前年度比減収増益となりました。

百度の業績推移

百度の業績推移

業績推移(四半期)

2022年4-6月
売上高は前年同期比-5.43%の29,647百万ドルになりました。営業利益は前年同期比-1.82%の3,400百万ドルになりました。営業利益率は11.5%になりました。

2022年1-3月
売上高は前年同期比0.98%増の28,411百万ドルになりました。営業利益は前年同期比-6.74%の2,601百万ドルになりました。営業利益率は9.2%になりました。

2021年10-12月
売上高は前年同期比9.33%増の33,088百万ドルになりました。営業利益は前年同期比-60.66%の1,958百万ドルになりました。営業利益率は5.9%になりました。人件費等の増加が重く前年同期比増収減益です。

百度の四半期業績推移

百度の四半期業績推移

EPS成長率

2021年度
希薄化後EPSは前年比-46.41%の3.51ドルになりました。

百度の希薄化後EPSの推移

百度の希薄化後EPSの推移

売上構成

オンライン広告、クラウド、有料会員サービスとコンテンツ配信が主な事業となります。

百度の売上構成(2021年度)

百度の売上構成(2021年度)

オンラインマーケティング
百度のプラットフォーム上に掲載する広告からの収入です。

クラウドサービス
コンピューティング、データベース、ストレージ、その他のサービスを含むパブリッククラウドサービスを提供しています。

会員サービス(iQIYI)
広告なしでプレミアムコンテンツ1080P/4K高精細映像、ドルビーオーディオ、高速ダウンロードなどのストリーミングやパーソナルクラウドサービスを利用できるなどの特典を契約会員に付与しています。

コンテンツ配信(iQIYI)
他社コンテンツの配信をサブライセンスするサービスを提供しています。

オンライン広告配信(iQIYI)
視聴者に対して広告を配信しています。

直近のM&A(合併買収)

海外事業の強化、モバイルやクラウドサービスの強化と視点から大型M&Aを積極的に行っています。

2013年 モバイルアプリストアの91Wirelessを買収
2017年 チャットボットエンジン大手のKitt.aiを買収
2017年 ロボットやドローン向けの空間認識モジュール開発のxPerceptionを買収
2018年 Du Xiaoman FinancialをTPGとカーライルに売却
2018年 Joyyが中国で提供しているライブストリーミングサービスYY Liveを36億ドルで買収

株主構成

創業者の李彦宏氏が筆頭株主となっています。

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