メタプラットフォームズ(フェイスブック、Facebook)は、2004年にマークザッカーバーグ(Mark Elliot Zuckerberg)氏によって設立された実名型ソーシャルネットワークサービス(SNS)運営会社です。匿名が主流だった当時のWebメディアで実名による会員登録をした会員同士がつながる仕組みを導入し、新しいエコシステムを生み出しました。画像共有アプリのインスタグラムや通話アプリのWhatsAppを買収し、文章以外のコンテンツでの繋がりも強化しています。2021年にメタバースへ本格参入するためにメタプラットフォームズへと社名を変更しています。
業績推移(年次)
2021年度は前年度比増収増益となりました。フェイスブックやインスタグラムの利用や一人当たり広告収入が増加したことが主因です。

業績推移(四半期)
2022年度第1四半期(1~3月)
売上高は前年同期比6.64%増の27,908百万ドルになりました。営業利益は前年同期比-25.08%の8,524百万ドルになりました。営業利益率は30.5%になりました。フェイスブックの1日当たりアクティブユーザーは19億6000万人となり、直前四半期の19億2900万人から増加を維持しました。
2021年度第4四半期(10~12月)
前年同期比増収減益となりました。広告事業の売上高は前年同期比+19.9%の327.94億ドルでしたが、メタバース関連事業のマイナス33.04億ドルの営業損失が響きました。

メタプラットフォームズの四半期業績推移
EPS成長率(年次)
2019年度以降、希薄化後EPSは概ね増加傾向にあります。

EPS成長率(四半期)
2022年度第1四半期(1~3月)
希薄化後EPSは前年同期比-17.58%の2.72ドルになりました。
売上構成
フェイスブックなどのSNSでの広告掲載が主力事業となります。
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ファミリーオブアップス事業
フェイスブック、インスタグラム、メッセンジャーとWhatsAppにおいて各種広告を掲載しています。
リアリティラボ事業
VRハードウェア、ソフトウェア、コンテンツとFacebook Portalビデオ通話デバイスの開発販売を行っています。
直近のM&A(合併買収)
SNSプラットフォームの強化やメタバース領域でのM&Aを行っています。
2012年 インスタグラムを買収
2014年 WhatsAppを買収
2014年 Oculus VRを買収
株主構成
議決権に差があるClassAとClassBというデュアルクラス株式を発行しています。議決権が少ないClassAは上場していますが、ClassBは非上場です。マークザッカーバーグ氏はClassBを通じて議決権の過半を維持しています。
毎年1株当たり1票の議決権を求めた株主提案が株主総会で否決されることが恒例となっています。
直近1年間の株価リターン
2022年05月18日の前営業日終値までの過去1年間の株価パフォーマンスを、インデックス(MSCIオールカントリー)の同期間のパフォーマンスと比較しています。
為替は現地通貨建(為替調整前)で計算をしております。
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