Zホールディングスの市場シェア・業績推移・売上構成・株価の分析

Zホールディングスは、ヤフージャパンとLINEが経営統合して誕生したWebメディアとeコマース運営会社です。ヤフージャパンはポータルサイトとしてインターネット黎明期から日本で定着しています。ラインは国産初の対話アプリ&ソーシャルネットワークサービスでアジアを中心とした海外でも展開しています。

業績推移(年次)

2021年度
売上高は前年度比29.99%増の1,567,421百万円になりました。営業利益は15.42%増の189,503百万円になりました。営業利益率は12.09%になりました。メディア事業やコマース事業はLINEとの経営統合で増収増益となりました。

Zホールディングスの業績推移

Zホールディングスの業績推移

業績推移(四半期)

2022年度第2四半期(7~9月)
売上高は前年同期比4.43%増の394,343百万円になりました。営業利益は-20.60%の50,927百万円になりました。営業利益率は12.91%になりました。

2022年度第1四半期(4~6月)
売上高は前年同期比4.61%増の390,565百万円になりました。営業利益は0.19%増の53,893百万円になりました。営業利益率は13.80%になりました。

2021年度第4四半期(1~3月)
売上高は前年同期比22.66%増の407,285百万円になりました。営業利益は-30.43%の13,844百万円になりました。営業利益率は3.40%になりました。LINEとの統合で増収になりましたが、人件費や減価償却費などが増加し、収益面では減益になりました。

2021年度第3四半期(10~12月)
前年同期比増収減益となりました。持分法における投資の減損が響きました。

Zホールディングスの四半期業績推移

Zホールディングスの四半期業績推移

EPS成長率

2021年度
希薄化後EPSは前年比-27.62%の10.14円になりました。

Zホールディングスの希薄化後EPSの推移

Zホールディングスの希薄化後EPSの推移

売上構成

コマースとメディア事業が主軸となります。

Zホールディングスの売上構成(2021年度)

Zホールディングスの売上構成(2021年度)

コマース事業
ASKUL、ZOZO、ヤフオク!、LOHACO、Yahoo!プレミアム、PayPayフリマ、ペット用品関連、通信キャリア関連、銀行業関連、FX関連、決済関連などの事業を展開しています。

メディア事業
広告 検索広告、ディスプレイ広告、パーソナル(個人向け) 動画関連、電子書籍

直近のM&A(合併買収)

カバーするコンテンツの拡充を目指したM&Aを行っています。

2009年 ソフトバンクIDCを子会社化
2016年 イーブックイニシアティブジャパンを子会社化
2018年 ジャパンネット銀行の子会社化
2021年 LINEと経営統合

市場シェア

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