スマートフォン業界の世界市場シェアの分析

スマートフォン業界の世界市場シェアと市場規模について分析をしています。サムスン電子、アップル、Huawei (華為技術、ファーウェイ) 、Xiaomi(シャオミ、小米) 、OPPO、vivoといった大手スマホメーカーの動向も掲載しています。

市場シェア(金額ベース)

スマートフォンメーカーの2021年度の売上高(⇒参照したデータの詳細情報)を分子に、後述する市場規模を分母にして、2021年のスマートフォン業界の世界シェアを簡易に計算すると、1位はアップルとなります。

スマートフォンメーカーの世界市場シェアと業界ランキング(金額ベース、2021年)

順位会社名市場シェア(金額ベース)
1位アップル39.6%
2位サムスン電子18.9%
3位シャオミ8.3%
4位ファーウェイ8.0%
5位OPPO7.6%
6位vivo7.0%
スマートフォンメーカーの世界市場シェアと業界ランキング(金額ベース、2021年)

スマホメーカーの世界シェア(金額ベース、2021年)
スマホメーカーの世界シェア(金額ベース、2021年)

市場シェア(台数ベース)

調査会社カナリス(⇒参照したデータの詳細情報)が公表したスマホメーカー各社の2021年の市場シェア(出荷台数ベース)は以下の順位となります。

スマートフォンメーカーの世界市場シェアと業界ランキング(台数ベース、2021年)

順位会社名市場シェア(台数ベース)
1位サムスン電子20%
2位アップル17%
3位シャオミ14%
4位OPPO11%
5位vivo10%
スマートフォンメーカーの世界市場シェアと業界ランキング(台数ベース、2021年)

スマホメーカーの世界シェア(台数ベース、2021年)
スマホメーカーの世界シェア(台数ベース、2021年)

台数ベースでは、1位はサムスン電子です。2位はアップルです。3位、4位、5位は中国のシャオミ、OPPO、vivoです。上位5社のうち、中国勢が上位3社を占めます。ファーウェイは米国との取引禁止措置を受け、5位陥落です。

順位2008年2012年2016年2020年
1位ノキアサムスン電子サムスン電子サムスン電子
2位サムスン電子アップルアップルアップル
3位LGノキアファーウェイファーウェイ
4位ソニーエリクソンブラックベリーOPPOシャオミ
5位モトローラHTCvivoOPPO
スマートフォンの台数ベースのランキング ©ディールラボ

市場規模

当データベースでは、2021年のスマートフォン業界の市場規模を4848億ドルとしております。参照した各種統計データは次の通りです。

調査会社フォーチュンビジネスインサイツによると、2021年の同業界の市場規模は4848億ドルになります。2029年にかけて、年平均7.3%での成長を見込み、同年には7925億ドルに拡大することを見込みます。
調査会社のマーケットデータフォーキャストによると、2020年のスマートフォン業界の市場規模は3783億ドルです。2026年にかけて年平均6.85%で成長し、同年には4913億ドルへと拡大することが見込まれます。
調査会社カナリスによれば、2021年と2020年のスマートフォンの出荷台数は、それぞれ13億5020万台と12億6470万台です。⇒参照したデータの詳細情報

台数ベースでは、2011年頃には5億台、2013年には10億台と爆発的に成長しています。以降伸び率は10%前半と縮小しつつあります。

推定市場規模(金額)推定市場規模(台数)
2021年4848億ドル13億5020万台
2020年3783億ドル12億6470万台
スマホ業界の市場規模
©ディールラボ

M&Aの動向

2001年 ソニーとエリクソンの携帯事業を統合してソニーエリクソンを設立
2004年 カシオ計算機と日立が携帯事業を統合し、カシオ日立モバイルコミュニケーションズを設立。
2008年 三洋電機が携帯事業を京セラへ譲渡
2008年 三菱電機が携帯事業から撤退
2010年 NECとカシオ日立モバイルコミュニケーションズが経営統合し、NECモバイルコミュニケーションズが誕生
2010年 富士通と東芝が携帯事業を統合し、富士通東芝モバイルを設立
2011年 Googleがモトローラからモビリティ事業を買収
2012年 富士通東芝モバイルを富士通が完全子会社化
2012年 ソニーエリクソンをソニーが完全子会社化
2013年 マイクロソフトがノキアのモバイルデバイス事業を買収
2014年 レノボがモトローラ・モビリティを買収
2016年 マイクロソフトがモバイルデバイス事業の一部を台湾FIH MobileとフィンランドのHMD globalへ売却
2018年 富士通が富士通コネクテッドテクノロジーズ(携帯端末事業)をポラリス・キャピタルに譲渡

スマートフォンメーカーの動向

Samsung Electronics(サムスン電子)

Samsung(サムスン電子)は、韓国を代表する総合電機メーカーです。スマホ、半導体、テレビ、白物家電など、最終商品まで手掛けていることが強みです。垂直統合型の半導体チップメーカーとして、DRAM、NAND型フラッシュメモリ、SSDの自社製造を手掛けています。また半導体受託生産も行っております。最終製品のスマホやテレビにも強みを持ちます。OLEDや液晶パネルの製造はサムスンディスプレイ、リチウムイオン電池はサムスンSDI、電子部品はサムスン電気、造船はサムスン重工、バイオ製薬の製造はサムスンバイオロジックスで手掛けています。2016年には車載音響機器大手のハーマンを買収しました。さらに詳しく

Apple(アップル)

Apple(アップル)は、故スティーブ・ジョブズ氏が設立した米国を代表するメーカーです。Mac、iPhone、iPad、アップルウォッチといった革新的なハードウェア、独自のCPU、iTunesやiOSといった洗練されたソフトウェアが高度に融合させる独創的なビジネスモデルが特徴です。アップルペイで金融決済も手掛けることでアップル経済圏を構築しつつあります。さらに詳しく

Huawei Technologies(華為技術、ファーウェイ・テクノロジーズ)

1987年に任 正非(Ren Zhengfei、レン・ツェンフェイ)によって設立された中国シンセンに本拠を置く世界最大級の通信機器メーカーです。通信基地向け機器、スマホ、タブレット、ルータ等の分野で存在感を示します。通信基地局では、ノキアやアノキアと並ぶ大手です。スマートフォン(スマホ)業界やタブレット業界でも、アップルやサムスンと並ぶ大手です。通信用の海底ケーブル業界では、アルカテルルーセント、タイコ、NEC、富士通と並ぶ大手の一角を占めています。従業員持株制度を通じて株式を保有する従業員が取締役を選任するガバナンス体制を取っている非上場会社です。さらに詳しく

Xiaomi(シャオミ、小米)

急成長を遂げる中国のスマホメーカーです。中国版アップルとも言われています。

OPPO

中国に本拠を置く電機メーカーです。オーディオ関係に強みを持ちます。スマホ分野も注力しています。CPU等の半導体はクアルコムより調達し、親会社のBBK電機は、Vivoブランでスマホを展開しています。

ZTE(中興通訊)

中国に本拠を置く通信設備大手です。スマホ端末にも注力しています。日本ではBladeシリーズや上位ブランドのnubiaシリーズで展開しています。

vivo(ヴィーヴォ、维沃移动通信有限公司)

BBKエレクトロニクス(ブーブーガオ・エレクトロニクス)参加の子会社として2009年に設立された中国のスマホメーカーです。ファーウェイ、OPPO、シャミオ等の中国大手スマホメーカーと並ぶ大手へと成長しました。OPPOとは兄弟会社にあたります。

レノボ

レノボ(Lenovo)は、1984年に柳伝志(リュウ・チュアンジ)氏が設立した中国を代表するパソコンメーカーです。旧IBMのPC事業(thinkpad)を買収し、一躍有名になりました。日本でもNECや富士通のパソコン事業を買収しています。さらに詳しく

参照したデータの詳細情報について


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