デジタルカメラとビデオカメラ業界の世界市場シェアの分析

デジタルカメラとビデオカメラ業界の世界市場シェアや市場規模の情報について分析をしています。ゴープロ、ソニー 、キヤノン、富士フィルムといった大手カメラメーカー概要も掲載しています。

デジタルカメラとビデオカメラ業界の世界市場シェア(2019年)

「最新業界別売上高世界ランキング第9巻」に記載のデジタルカメラとビデオカメラメーカー各社の売上高を分子に、また後述する業界の市場規模を分母にして2019年の市場シェアを簡易に試算しますと、1位はキヤノン、2位はソニー、3位は富士フィルムとなります。

1位 キヤノン 29%
2位 ソニー 26%
3位 富士フィルム 21%
4位 ニコン 14%
5位 ゴープロ 8%

市場規模

当サイトでは、各調査会社等の公表データを参考にし、デジタルカメラとビデオカメラメーカー業界の2019年の世界市場規模を150億ドルとして市場シェアを計算しております。参照にしたデータは以下の通りです。調査会社のリサーチアンドマーケッツの2017年の同業界の市場規模は186億ドルです。2023年にかけて11.5%での成長を見込みます。調査会社のアイマークの2019年の同市場規模は147億ドルです。⇒参照したデータの詳細情報

さらに業界に詳しくなるためのお薦めの一冊
第13次業種別審査事典(第5巻) 【機械器具(一般、電気・電子、精密、輸送)分野】

世界のデジタル・ビデオカメラメーカーの一覧

GoPro(ゴープロ)
米国に本社を置くウェアラブル・ビデオカメラの世界大手。創業は2004年。縮小が続くビデオカメラ市場でアクションカメラという分野を開拓して成長を続けています。

ソニー

ソニーは、日本を代表する総合電機メーカーです。ソフトウェアとハードウェアが融合したエコシステム構築を目指しています。ゲーム機器、音楽、金融、映画、音響やテレビ等のエレクトロニクス、イメージセンサーで事業を展開しています。
イメージセンサー分野では、
ルネサンスの山形工場を買収する等圧倒的な強みを持ちます。2015年には東芝の大分工場の一部を買収しました。競合他社を引き離すために、2019年以降3年間で約6000億円の設備投資を実施し、現状強みを発揮するスマホ更なる需要(複眼化)に対応しつつ、今後の主戦場になると考えられる車載や産業機器向けの分野を伸ばす予定です。日米欧の3極での拠点構築に積極的です。
テレビでは、ブラウン管の時代からテレビ事業の競争力を保っております。液晶パネルの製造は製造しておらず、EMSの台湾ホンハイ(Hon Hai Precision)へのOEM比率を高めています。
ゲーム機では、プレイステーション・シリーズを展開し、ハードと課金の両面で成長しております。
ビデオカメラでは、ハンディカムで一世風靡しました。スマホでのビデオ利用に押され同市場も縮小しているなか、デジタルカメラはミノルタの一眼レフを買収しています。ミラーレスやプロ向けの機種に注力をしています。

iON(アイオン)
米国に本社を置く音楽機器関連メーカーです。レコーダーやターンテーブル等に強みを持ちます。ウェアラブル・カメラでビデオカメラ市場でも成長しています。

キヤノン

キヤノンは1937年に創業された日本を代表する光学・OA機器メーカーです。カメラ、複写機、プリンター等の分野で業界首位級です。近年はM&Aを駆使して新規領域への展開を図っています。OA機器、イメージング、産業機器等の分野で業界首位級の競争力のある商品群を展開しています。
OA機器のコピー機及び複写機では、ゼロックスやHPと並ぶ業界大手となっています。イメージングであるデジタルカメラ分野では、一眼レフとミラーレスカメラを強化しています。一眼レフやビデオカメラ等の分野にも強みを発揮しています。インクジェットプリンターでは、HPやエプソンと業界首位の座を競います。監視カメラではスウェーデンのアクシスコミュニケーションを買収し、業界トップクラスとなりました。半導体露光装置では、オランダのASML社に差をつけられつつあるものの、ニコンと並び露光装置大手のメーカーです。医療機器業界では、東芝メディカルを買収し、CTやMRIの分野で上位に入ります。

2010年 オランダの商業印刷大手オセの買収
2010年 ポーランドの眼科検査装置大手のオプトポル買収
2014年 デンマークのマイルストーンシステムズ買収
2015年 スウェーデンのアクシスコミュニケーションズを買収
2016年 東芝メディカルの買収

Nikon
デジタルカメラはキャノンと双璧です。

富士フイルム
写真フィルムから医薬品・ヘルスケア分野への事業転換を進めています。デジタルカメラはコンパクトカメラやインスタントカメラに注力をしています。