シンジェンタは、スイスに本拠を置く世界的な農薬・種子メーカーです。2000年にノバルティスとゼネカのアグリ事業が統合して誕生しました。農薬や種苗に強みを持ちます。2016年に中国の国有化学メーカーの中国化工集団(ケムチャイナ)が買収しました。
ケムチャイナによるシンジェンタの買収ハイライト
2021年度
売上高は前年度比17.12%増の16,733百万ドルになりました。営業利益は前年度比1.00%増の2,128百万ドルになりました。中国向けの販売が増加しております。
2020年度
連結売上高は、2019年度の135億8,200万ドルに対し、142億8,700万ドルとなり、前年比5%の増加となりました。2020年度の営業利益は、2019年に比べて9%増加しました。
農薬の割合が約8割、種子が約2割の売上構成となっています。
さらに製品別の売上構成で見てみると、農薬の中でも除草剤や殺菌剤の割合が大きいことがわかります。