ミシン業界の世界市場シェアの分析

ミシン業界の世界市場シェアと市場規模の情報について分析をしています。ブラザー工業、JUKI、シンガーミシン、蛇の目、上工申貝、ペガサスミシンといった世界大手のミシンメーカーの概要や動向も掲載しています。

ミシン業界の世界市場シェア

ミシンメーカー各社の2020年度の売上高(⇒参照したデータの詳細情報)を分子に、また後述する業界の市場規模を分母にして、2020年のミシン業界の市場シェアを簡易に試算しますと、1位はブラザー工業、2位はSPVワールドワイド、3位JUKIとなります。

ミシンメーカーの市場シェアと業界ランキング(2020年)

  • 1位 ブラザー工業 12.4%
  • 2位 SVPワールドワイド 8.5%
  • 3位 JUKI 6.8%
  • 4位 蛇の目ミシン 5.8%
  • 5位 上工申貝 5.1%
  • 6位 伸興 3.6%
  • 7位 ペガサスミシン 1.5%   

ミシン業界の世界シェア(2020年)
ミシン業界の世界シェア(2020年)

ミシン業界の世界シェア1位はブラザー工業です。2位はシンガーミシンで有名なSPVワールドワイド、3位はJUKI社です。4位は蛇の目ミシン、5位は中国の上工申貝(SHANG GONG GROUP)となっています。日本勢が上位5社中3社を占める業界です。

1位 JUKI 3.6%
2位 ブラザー工業 3.5%
3位 SPVワールドワイド 2.8%
4位 上工申貝 1.7%
5位 蛇の目ミシン 1.5%
6位 伸興 1.1%
7位 ペガサスミシン 0.6%

市場規模

当サイトでは、ミシン業界の2020年の世界市場規模を59億ドルとして市場シェアを計算しております。参照にしたデータは次の通りです。調査会社リサーチレポーツワールドによると、2020年の同業界の市場規模は59億ドルです。2027年に向けて年平均2.8%での成長を見込みます。調査会社アライドマーケットリサーチによると、2019年の同業界の市場規模は約50億ドルです。2027年にかけて6.1%での成長を見込みます。調査会社のフォーチュンビジネスインサイツによれば、2018年の工業用ミシンの市場規模は41億ドルです。2026年にかけて年平均4.1%での成長を見込みます。⇒参照したデータの詳細情報

市場規模成長率見込み
2020年59億ドル2.8〜6.1%
2019年50億ドル
ミシン業界の推定市場規模の推移
©️業界再編の動向

ミシン業界は大きく家庭用ミシン、職業用ミシンと産業用ミシンに分かれます。家庭用ミシンはマルチタスク(ジグザク、ボタン付け)に対して、職業用や産業用ミシンは特定縫製(直線縫いのみ、ボタン付けのみ)しかできません。

さらに業界に詳しくなるためのお薦め書籍

ミシンメーカーの概要

JUKI

日本を代表するミシンメーカーです。工業用のミシンに強みを持ちます。家庭向けではなく、アパレル製品の工場やソファー、鞄、靴、さらには車のシートといった製品を縫製する工業用のミシンを手掛けています。

ブラザー工業

複写機やプリンターメーカーです。家庭用から工業用ミシンまで幅広く手掛けています。

SVP Worldwide(SVPワールドワイド)

米国に本拠をおく1851年に創業の老舗ミシンブランドであるシンガー(SINGER)ミシン等の家庭用ミシンブランドを保有する会社です。同社は他にPfaff や Husqvarna、Viking 等のブランドででも家庭用ミシンを展開しています。2018年に投資ファンドのAres Capital CorporatioがKohlberg & Companyより買収した後、2021年にプラチナエクイティが買収をしました。

SHANG GONG GROUP(上工申貝)

中国に本拠を置くミシンメーカーです。2015年にドイツのミシンの名門Dürkopp Adler(デュルコップ)を買収しました。

蛇の目ミシン

日本の大手ミシンメーカーです。家庭用ミシンに強みを持ちます。

ペガサスミシン

工業用還縫いミシンに強みを持ちます。

Zeng Hsing(伸興)

台湾に本拠を置くミシンメーカーです。家庭用ミシンに強みを持ちます。

参照したデータの詳細情報について


このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。
会員の方はログイン下さい。
会員登録はこちらです。