テレビメーカー・液晶テレビメーカーの世界シェアと市場規模の分析

テレビメーカーの世界市場シェアと市場規模について分析しています。サムスン、LGエレクトロニクス、TCL、ハイセンス、スカイワース、ソニーといった世界大手テレビメーカーの概要や動向も掲載しています。

市場シェア

テレビメーカーの2020年度の売上高(⇒参照したデータの詳細情報)を分子に、後述する市場規模を分母にして、2020年のテレビ製造業界の世界市場シェアを簡易に計算すると、1位はサムスン、2位はLG、3位はソニーとなります。

  • 1位 サムスン 7.9%
  • 2位 LG 3.7%
  • 3位 ソニー 2.1%
  • 4位 ハイセンス 1.8%
  • 5位 TCL 1.5%
  • 6位 スカイワース 1.2%

テレビメーカーの世界市場シェア(2020年)
テレビメーカーの世界市場シェア(2020年)

2020年も1位はサムスン電子と2位はLG電子になりました。不動のトップ2です。3位にはソニーが入りました。4位と5位は国営中国メーカーであるハイセンスとTCLです。

市場規模

当データベースでは、2020年のテレビ製造業界の市場規模を3157億ドルとしております。参照にした各種統計データは次の通りです。調査会社のリポートリンカーによれば、2020年の同業界の市場規模は3157 億ドルです。2020年から2027年に年平均5.9%での成長を見込み、2027年には4712億ドルに拡大すると予測しています。その中でも液晶テレビの市場規模は2027年に3023億円まで成長すると見込まれます。一方調査会社のティーフォーによれば、2018年の同業界の市場規模は2243億ドルです。⇒参照したデータの詳細情報

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テレビメーカーの主要企業の動向

サムスン電子(Samsung Electronics)

Samsung(サムスン電子)は、韓国を代表する総合電機メーカーです。スマホ、半導体、テレビ、白物家電など、最終商品まで手掛けていることが強みです。垂直統合型の半導体チップメーカーとして、DRAM、NAND型フラッシュメモリ、SSDの自社製造を手掛けています。また半導体受託生産も行っております。最終製品のスマホやテレビにも強みを持ちます。OLEDや液晶パネルの製造はサムスンディスプレイ、リチウムイオン電池はサムスンSDI、電子部品はサムスン電気、造船はサムスン重工、バイオ製薬の製造はサムスンバイオロジックスで手掛けています。2016年には車載音響機器大手のハーマンを買収しました。さらに詳しく

LGエレクトロニクス(LG Electronics)

LGグループは1952年にク・インフェ氏によって設立された韓国を代表する財閥グループです。1958年にLuckyとGoldStarが経営統合をして設立されました。電機事業、化学事業、通信事業が3本柱です。子会社は、家電メーカーのLGエレクトロニクス、電子部品の製造を手掛けるLGイノテック、液晶ディスプレイを手掛けるLGディスプレイ、総合化学メーカーのLG化学など多岐にわたります。さらに詳しく

TCL集団(TCL Corporation)

1981年に設立された中国を代表する家電メーカーです。テレビは仏の有力テレビメーカーの旧トムソン(現テクニカラー)と合弁会社を設立し急成長をしました。

ハイセンスグループ(Hisense、海信)

1969年創業の山東省青島に本拠を置く政府系家電メーカーです。上場子会社を通じて事業を展開しています。Hisenseホームアプラインスは、Hisense(海信)、Ronshen(容声)、Kelon(科龍)といったブランドでエアコン、冷蔵庫、食洗器、テレビなどを展開しています。1997年に上海証券取引所に上場をしたHisense Visual Technology(ハイセンス・ビジュアル・テクノロジー)がテレビの製造・販売を行っています。

スカイワース(Skyworth、創維)

中国シンセンに拠点を置く家電メーカーです。香港証券取引所に上場しています。

ソニー

ソニーは、日本を代表する総合電機メーカーです。ソフトウェアとハードウェアが融合したエコシステム構築を目指しています。ゲーム機器、音楽、金融、映画、音響やテレビ等のエレクトロニクス、イメージセンサーで事業を展開しています。
イメージセンサー分野では、
ルネサンスの山形工場を買収する等圧倒的な強みを持ちます。2015年には東芝の大分工場の一部を買収しました。競合他社を引き離すために、2019年以降3年間で約6000億円の設備投資を実施し、現状強みを発揮するスマホ更なる需要(複眼化)に対応しつつ、今後の主戦場になると考えられる車載や産業機器向けの分野を伸ばす予定です。日米欧の3極での拠点構築に積極的です。
テレビでは、ブラウン管の時代からテレビ事業の競争力を保っております。液晶パネルの製造は製造しておらず、EMSの台湾ホンハイ(Hon Hai Precision)へのOEM比率を高めています。
ゲーム機では、プレイステーション・シリーズを展開し、ハードと課金の両面で成長しております。
ビデオカメラでは、ハンディカムで一世風靡しました。スマホでのビデオ利用に押され同市場も縮小しているなか、デジタルカメラはミノルタの一眼レフを買収しています。ミラーレスやプロ向けの機種に注力をしています。さらに詳しく

シャープ

日本を代表する家電メーカーです。液晶分野に強みを持ちます。堺工場に大型の設備投資を行っています。

Vizio(ビジオ)

米国に本拠を置くテレビメーカーです。ファブレス方式で自社工場を持たないことが特徴です。2005年の設立後、量販店ルートを中心に米国で存在感を示しました。2016年中国の動画配信大手の楽視網信息技術(LeEco)が買収しました。

参照したデータの詳細情報について


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