Mondelez International（モンデリーズ）は、2000年に誕生した米国に本拠を置く大手菓子・食品メーカーです。ナビスコと合併した食品・菓子大手のKraft Foods より分社化して誕生しました。世界80か国以上で事業を展開しており、Oreo（オレオ）やRitz（リッツ）、Cadbury（カドベリー）等のチョコ・ビスケット・スナックブランドも取り扱っています。また、ビスケット (クッキーとクラッカー) で世界第 1 位、チョコレートで第 2 位の地位を保持している一方で、焼き菓子の分野では急速に成長しています。
2019年度
売上高は前年度比0.27%減の259億ドルになりました。営業利益は16.03%増の39億ドルになりました。営業利益率は14.86%になりました。
2020年度
売上高は前年度比2.76%増の266億ドルになりました。営業利益は0.26%増の39億ドルになりました。営業利益率は14.50%になりました。
2021年度
売上高は前年度比8.05%増の288億ドルになりました。営業利益は20.76%増の47億ドルになりました。営業利益率は16.20%になりました。
2022年度
売上高は前年度比9.67%増の315億ドルになりました。営業利益は24.05%減の36億ドルになりました。営業利益率は11.22%になりました。
2023年度
売上高は前年度比14.35%増の360億ドルになりました。営業利益は55.69%増の55億ドルになりました。営業利益率は15.28%になりました。
モンデリーズインターナショナルの業績推移
2022年第4四半期（10ー12月）
売上高は前年同期比13.54%増の87億ドルになりました。営業利益は9億ドル、営業利益率は9.59%になりました。
2023年第1四半期（1ー3月）
売上高は前年同期比18.06%増の92億ドルになりました。営業利益は15億ドル、営業利益率は16.42%になりました。
2023年第2四半期（4ー6月）
売上高は前年同期比16.95%増の85億ドルになりました。営業利益は15億ドル、営業利益率は16.75%になりました。
2023年第3四半期（7ー9月）
売上高は前年同期比16.31%増の90億ドルになりました。営業利益は14億ドル、営業利益率は15.27%になりました。
2023年第4四半期（10ー12月）
売上高は前年同期比7.12%増の94億ドルになりました。営業利益は12億円、営業利益率は12.81%になりました。
モンデリーズインターナショナルの四半期業績推移
希薄化後EPSは前年度比84.69%増の3.62ドルになりました。1株当たりの配当は前年度比10.20%増の1.62ドルになりました。配当性向は44.75%になりました。
モンデリーズインターナショナルのEPS・配当額・配当性向の推移
ビスケット＆クッキーが売上高の割合では最大です。チョコレート、ガム＆キャンディと続きます。売上の約9割がお菓子です。
主要ブランドは、ビスケット（オレオ、belVita、LU）、チョコレート（カドベリー、ミルカ、Toblerone）、ガムキャンディ（ホールズ、トライデント）、飲料（Tang）などとなります。
モンデリーズインターナショナルの売上構成（2023年度）
ビスケット＆焼き菓子
世界100か国以上で親しまれているNO1ビスケットブランドの「オレオ」、世界でもロングセラーとなった「リッツ」、1876年米国生まれのプレーンクラッカー「プレミアム」などを主に製造・販売しています。
チョコレート
1901年から製造開始され変わらず愛され続けている超ロングセラー「ミルカ」は世界15か国以上で販売されています。
ガム＆キャンディー
のどや鼻がスッキリするキャンディー「ホールズ」は30年以上親しまれています。息スッキリの「クロレッツ」、歯に優しい「リカルデント」は人気商品です。
チーズ＆生鮮食品
「フィラデルフィア」は世界で最も人気のクリームチーズです。またロイヤルブランドの「ゼラチン」「プリン」「ベーキングパウダー」は、アルゼンチンで最も人気が高い商品です。
飲料
Cadbury Bournvita麦芽飲料は1948年にインドでデビューし最も信頼できる飲み物として知られています。ナイジェリアでは、「活力を与える飲料食品」としてナイジェリア栄養協会に承認されています。Tangは世界30か国以上で販売されており粉末状で様々なフレーバーがあります。
