プリンター、コピー機、複合機、複写機業界の世界市場シェアの分析

プリンター、コピー機、複合機、複写機業界の世界市場シェアと市場規模について分析をしています。HP、ゼロックス、キヤノン、富士フィルムといったメーカーの概要も掲載しています。

世界市場シェア

プリンターや複合機メーカー各社の2020年度の売上高(⇒参照したデータの詳細情報)を分子に、また後述する業界の市場規模を分母にして2020年のプリンター・複合機業界の市場シェアを簡易に試算しますと、1位はヒューレットパッカード(HP)となります。

プリンター・複合機メーカーの世界市場シェアと業界ランキング

  • 1位 ヒューレットパッカード 13.29%
  • 2位 キャノン 12.50%
  • 3位 富士フィルム 6.07%
  • 4位 リコー 5.79%
  • 5位 ゼロックス 5.29%
  • 6位 エプソン 5.02%
  • 7位 コニカミノルタ 4.51%
  • 8位 ブラザー工業 2.73%
  • 9位 京セラ 2.24%

プリンター・複写機メーカーの世界シェア(2020年)
プリンター・複写機メーカーの世界シェア(2020年)

世界1位のヒューレットパッカード(HP)はサムスンの複写機買収で首位を固めています。2位、3位、4位は日本のキヤノン、富士フィルム、リコーです。5位は米ゼロックス、6位はエプソンとなっています。

市場規模

当サイトでは、プリンター・コピー・複合機業界の2020年の世界市場規模を1324億ドルとして市場シェアを計算しております。参照にしたデータは以下の通りです。調査会社リサーチ&マーケッツによると、2020年のプリンター業界の市場規模は1324億ドルです。2021年には1446億ドルへと、年平均成長率9.2%で成長すると予測されています。⇒参照したデータの詳細情報

ビジネスモデル
コピー機業界のビジネスモデルの新旧比較です。

コピー機ビジネスモデル
従来型のコピー機ビジネスモデル

コピー機ビジネスモデル続き
現在のコピー機のビジネスモデル

さらに詳しく業界を理解するためのお薦め書籍と業界団体

イノベーターは死なず―コピー機ビジネスで世界を変えた男
世界初のパソコン発明をふいにしたゼロックスの物語
JBMIA(一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会)
JEITA 一般社団法人電子情報技術産業協会

世界のコピー機メーカーの主要企業一覧

Hewlett-Packard(HP、ヒューレット・パッカード)

HP(ヒューレット・パッカード)は、1939年にウィリアム・ヒューレットとデビッド・パッカードによって設立された米国が誇るIT業界の巨人です。パソコン、プリンター、コピー機、ストレージの分野では世界最大級です。2015年にエンタープライズ事業が中心の「Hewlett Packard Enterprise」と、PCやプリンティング事業が中心の「HP Inc.」へと分社化されました。

Samsung Electronics(サムスン電子)
韓国を代表する家電メーカーです。半導体、スマートフォン、家電で圧倒的な存在感を誇ります。事務機器分野でも複写機を中心にシェアを拡大しましたが、2016年に複写機事業をHPに売却し撤退しました。

キャノン

キヤノンは1937年に創業された日本を代表する光学・OA機器メーカーです。カメラ、複写機、プリンター等の分野で業界首位級です。近年はM&Aを駆使して新規領域への展開を図っています。OA機器、イメージング、産業機器等の分野で業界首位級の競争力のある商品群を展開しています。
OA機器のコピー機及び複写機では、ゼロックスやHPと並ぶ業界大手となっています。イメージングであるデジタルカメラ分野では、一眼レフとミラーレスカメラを強化しています。一眼レフやビデオカメラ等の分野にも強みを発揮しています。インクジェットプリンターでは、HPやエプソンと業界首位の座を競います。監視カメラではスウェーデンのアクシスコミュニケーションを買収し、業界トップクラスとなりました。半導体露光装置では、オランダのASML社に差をつけられつつあるものの、ニコンと並び露光装置大手のメーカーです。医療機器業界では、東芝メディカルを買収し、CTやMRIの分野で上位に入ります。さらに詳しく

ブラザー工業

名古屋に本拠を置く事務機器メーカーです。2015年に産業用プリンター大手の英ドミノ・プリンティング・サイエンスを買収しました。

Xerox(ゼロックス)

米国に本拠を置く複写機メーカーの老舗です。日本では富士フィルムと合弁会社の富士ゼロックスを運営していましたが、現在は富士フィルムの子会社となり合弁を解消しています。

リコー

日本を代表する複写機・コピー機大手です。理化学研究所(コンツェルン)を源流とします。

セイコーエプソン

カラリオシリーズのプリンターに強みを持ちます。

京セラ

日本を代表するセラミックメーカーです。セラミックにおける焼結技術を活用するべく、工具の分野では、2011年にデンマークの超硬工具メーカーのユニメルコ、2016年に米超硬工具メーカーのSGSツールカンパニーを買収しています。電動工具でも2017年に住宅向けくぎ打ち機大手の米SENCOホールディングスを買収して事業を拡大しています。複写機分野も手がけ三田工業を買収しドキュメントソリューションを強化しています。太陽光のモジュールも展開しています。

コニカミノルタ

1949年に設立された複合機、産業用プリンターや計測機器メーカーです。

参照したデータの詳細情報について


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