ゲーム開発・ゲーム機器業界の市場シェア・売上高ランキング・市場規模

ゲーム開発・ゲーム機器業界の業界の世界市場シェア・売上高ランキング・市場規模・M&A(合併買収)について分析。ソニー、アクティビジョン・ブリザード、テンセント、エレクトリック・アーツ、任天堂、マイクロソフトといいたゲーム会社の概要も記載。

世界シェア

ゲーム関連会社各社の2021年度の売上高(⇒参照したデータの詳細情報)を分子に、また後述する業界の市場規模を分母にして2021年のゲーム開発・ゲーム機器業界の市場シェアを簡易に試算しますと、1位はテンセント、2位はソニー、3位は任天堂という順位となります。

ゲーム開発・ゲーム機器会社の市場シェア(2021年)

順位会社名市場シェア
1位テンセント23.5%
2位ソニー11.7%
3位任天堂7.4%
4位網易7.1%
5位マイクロソフト5.8%
6位アクティビジョン・ブリザード4.4%
7位エレクトリック・アーツ2.8%
ゲーム開発・ゲーム機器会社の市場シェア(2021年)
©ディールラボ

ゲーム業界の市場シェア(2021年)
ゲーム業界の市場シェア(2021年)

アップデート
2022年にマイクロソフトがアクティビジョン・ブリザード687億ドルで買収するとの発表がありました。買収が無事完了すれば、マイクロソフト+アクティビジョン連合は任天堂を抜き世界3位となります。

市場規模

当サイトでは、調査会社等の公表データを参考にし、ゲーム開発・ゲーム機器業界の2021年の世界市場規模を1984億ドルとして市場シェアを計算しております。参照にしたデータは以下の通りです。

調査会社モルドールインテリジェンスによると、2021年の同業界の市場規模は1984億ドルです。2027年にかけて年平均8.94%で成長し、同年には3399億ドルへと拡大することを見込みます。
調査会社のモードーインテリジェンスによると、2020年の同市場規模は1623億ドルです。2025年までに2956億ドルへ市場が拡大することを見込みます。調査会社のニューズーによると、2020年の同市場規模は1593億ドルです。
調査会社のグランドビューリサーチによると、2019年の同業界の市場規模は1511億ドルです。2017年にかけて年平均12.9%での成長を見込みます。

参照したデータの詳細情報

市場規模成長率
2021年1984億ドル8.94%
2020年1593~1623億ドルn/a
2019年1511億ドル12.9%
ゲーム開発・ゲーム機器業界の市場規模

売上高ランキング

ゲーム会社の2021年の売上高ランキング(四半期)は、1位テンセント、2位ソニー、3位任天堂となっています。勢いを増しているテンセントが遂にソニーを抜いて業界首位に立ちました。2021年通年の結果でもテンセントが首位を維持するか注目があつまります。⇒参照したデータの詳細情報

ゲーム業界の売上高ランキング(四半期ベース)
ゲーム業界の売上高ランキング(四半期ベース)
*2021年7-9月、その他は2021年10-12月の四半期売上高

主なM&A

  • 2022年 ソニーがエピックゲームズへ10億ドルを追加出資
  • 2022年 ソニーがカナダのゲーム開発会社ヘイブン・エンターテインメント・スタジオを買収
  • 2022年 ソニーがデスティニーシリーズで有名な米国のゲーム会社バンジーを36億ドルで買収
  • 2022年 マイクロソフトがアクティビジョン・ブリザードの買収を発表
  • 2021年 エレクトロニックアーツによるGlu Mobileの買収
  • 2020年 エレクトロニックアーツによるCodemasterの買収
  • 2020年 ソニー、KKR等がEpic Gamesに出資
  • 2018年 テンセントがUBIsoftへ出資
  • 2016年 テンセントがソフトバンクからSupercellを買収

企業価値に対する売上高の倍率を見てみると、2倍~12倍とばらつきがあります。人気ソフトの評価によって倍率も異なることが伺えます。

ゲーム業界の買収マルチプル(企業価値売上高倍率)
ゲーム業界の買収マルチプル(企業価値売上高倍率)

ゲーム会社の動向

テンセント(Tencent、騰訊)

テンセント(腾讯)は、馬化騰(マー・フアテン)氏によって1998年に設立された中国のインスタントメッセンジャー・オンラインSNSアプリ最大手です。ソーシャルゲームでも中国最大です。SNSアプリの総合化を進め、テンセントのアプリはアリババグループのアリペイと並び決済等でも活用されています。の買収や出資も積極的に行っており、2016年にスウェーデンのSupercellを買収、またアクティビジョン・ブリザードやユービーアイソフト、フォートナイトで有名なEpic Games、音楽レーベル大手のユニバーサルミュージック等へも出資を行っています。さらに詳しく

Activision Blizzard(アクティビジョン・ブリザード)

2007年にアクティビジョンとフランスのヴィヴェンディ・ゲームズが合併して誕生した世界最大級のゲームソフト開発会社です。2013年にビベンディ・ユニバーサルより独立をしました。2015年に英国の大手オンラインゲーム会社King Digital Entertainment(キングデジタルエンターテイメント)を買収しました。億ゲーのコールオブデューティやキャンディクラッシュなどの有力ゲームを展開します。2022年にマイクロソフトが買収を発表しました。マイクロソフトとともにメタバースでの事業展開を加速します。

Electronic Arts(エレクトロニック・アーツ)

米国に本拠を置く1982年に創業された世界大手のゲームソフト開発会社です。シムシティ等数多くのヒットゲームソフトを開発しています。

Ubisoft (ユービーアイソフト)

フランスに本拠を置くゲームソフト開発会社です。アクションゲームやシューティングゲームの分野で高い評価を得ています。

Microsoft (マイクロソフト)

1975年にビル・ゲイツとポール・アレン氏によって設立されたソフトウェア会社です。オペレーションシステムのウィンドウズやドキュメントソフトのワード、計算ソフトをエクセルなどパソコンなどで必須のソフトを開発販売しています。ゲームの分野ではハードのゲーム機Xboxとネットワーク課金によって事業を成長させています。クラウドサーバーはAzureで展開しています。ソフトの販売から、クラウド型のサブスクリプションサービスへの移行も順調です。モバイル分野ではオペレーションシステムではグーグルのアンドロイドとアップルのiOSに差をつけられています。さらに詳しく

網易(NetEase)

中国に本拠を置くポータルサイト運営会社です。オンラインゲームに強みを持ちます。

ソニー

ソニーは、日本を代表する総合電機メーカーです。ソフトウェアとハードウェアが融合したエコシステム構築を目指しています。ゲーム機器、音楽、金融、映画、音響やテレビ等のエレクトロニクス、イメージセンサーで事業を展開しています。
イメージセンサー分野では、
ルネサンスの山形工場を買収する等圧倒的な強みを持ちます。2015年には東芝の大分工場の一部を買収しました。競合他社を引き離すために、2019年以降3年間で約6000億円の設備投資を実施し、現状強みを発揮するスマホ更なる需要(複眼化)に対応しつつ、今後の主戦場になると考えられる車載や産業機器向けの分野を伸ばす予定です。日米欧の3極での拠点構築に積極的です。
テレビでは、ブラウン管の時代からテレビ事業の競争力を保っております。液晶パネルの製造はしておらず、EMSの台湾ホンハイ(Hon Hai Precision)へのOEM比率を高めています。
ゲーム機では、プレイステーション・シリーズを展開し、ハードと課金の両面で成長しております。
ビデオカメラでは、ハンディカムで一世風靡しました。スマホでのビデオ利用に押され同市場も縮小しているなか、デジタルカメラはミノルタの一眼レフを買収しています。ミラーレスやプロ向けの機種に注力をしています。さらに詳しく

任天堂

任天堂は1889年に花札メーカーとして設立されたゲーム会社です。ゲーム機のハードとゲームソフトの開発の両方を手掛ける垂直統合型のビジネスモデルが特徴です。1983年に発売されたファミコン、ニンテンドーDS、Wiiとゲーム機市場を切り開いてきました。現在は、コンソール型ゲーム機であるスイッチやマリオブラザース関連のゲームソフトが主軸です。総資産に占める現預金同等物の割合が高いことでも有名です。さらに詳しく

日本の大手ゲーム関連会社
バンダイナムコやカプコンといった従来型のゲームソフト開発会社に加え、オンラインゲーム型のDeNA、Gree、ラグナロクオンラインで急成長したガンホー・オンライン・エンターテイメント等も成長しています。

参照したデータの詳細情報について


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