ゲーム開発・ゲーム機器業界の世界市場シェアの分析

ゲーム開発・ゲーム機器業界の世界市場シェアと市場規模の情報について分析をしています。ソニー、アクティビジョン、テンセント、エレクトリック・アーツ、ユービーアイソフト、任天堂、マイクロソフト等の主要ゲーム会社の動向も記載しております。

ゲーム開発・ゲーム機器業界の世界市場シェア(2020年)

ゲーム関連会社各社の2020年度の売上高(⇒参照したデータの詳細情報)を分子に、また後述する業界の市場規模を分母にして2020年のゲーム開発・ゲーム機器業界の市場シェアを簡易に試算しますと、1位はソニー、2位はテンセント、3位は任天堂という順位となります。

  • 1位 ソニー 15.6%
  • 2位 テンセント 14.6%
  • 3位 任天堂 10.3%
  • 4位 マイクロソフト 7.3%
  • 5位 網易 5.3%
  • 6位 アクティビジョン・ブリザード 5.1%

ゲーム会社の世界シェア(2021年版)
ゲーム会社の世界シェア(2021年版)

1位  ソニー
2位  テンセント
3位  任天堂
4位  マイクロソフト
5位  網易
6位  アクティビジョン・ブリザード
7位  エレクトロニック・アーツ
8位  バンダイナムコ

市場規模

当サイトでは、調査会社等の公表データを参考にし、ゲーム開発・ゲーム機器業界の2020年の世界市場規模を1600億ドルとして市場シェアを計算しております。参照にしたデータは以下の通りです。

調査会社のグランドビューリサーチによると、2019年の同業界の市場規模は1511億ドルです。2017年にかけて年平均12.9%での成長を見込みます。調査会社のモードーインテリジェンスによると、2020年の同市場規模は1623億ドルです。2025年までに2956億ドルへ市場が拡大することを見込みます。調査会社のニューズーによると、2020年の同市場規模は1593億ドルです。

参照したデータの詳細情報

主なM&A

2021年 エレクトロニックアーツによるGlu Mobileの買収
2020年 エレクトロニックアーツによるCodemasterの買収
2020年 ソニー、KKR等がEpic Gamesに出資
2018年 テンセントがUBIsoftへ出資
2016年 テンセントがソフトバンクからSupercellを買収

企業価値に対する売上高の倍率を見てみると、2倍~12倍とばらつきがあります。人気ソフトの評価によって倍率も異なることが伺えます。

売上高倍率は企業価値/直近対象会社売上高で計算
売上高倍率は企業価値/直近対象会社売上高で計算

さらに業界に詳しくなるための関連書籍や業界団体

書籍
ゲームプランナー入門
ゲームの今 ゲーム業界を見通す18のキーワード

主要な業界団体
International Game Developers Association (IGDA)
日本オンラインゲーム協会

世界の主要なゲーム関連会社の動向

テンセント(Tencent、騰訊)

テンセント(腾讯)は、馬化騰(マー・フアテン)氏によって1998年に設立された中国のインスタントメッセンジャー・オンラインSNSアプリ最大手です。ソーシャルゲームでも中国最大です。SNSアプリの総合化を進め、テンセントのアプリはアリババグループのアリペイと並び決済等でも活用されています。の買収や出資も積極的に行っており、2016年にスウェーデンのSupercellを買収、またアクティビジョン・ブリザードやユービーアイソフト、フォートナイトで有名なEpic Games、音楽レーベル大手のユニバーサルミュージック等へも出資を行っています。さらに詳しく

Activision Blizzard(アクティビジョン・ブリザード)

2007年にアクティビジョンとフランスのヴィヴェンディ・ゲームズが合併して誕生した世界最大級のゲームソフト開発会社です。2013年にビベンディ・ユニバーサルより独立をしました。2015年に英国の大手オンラインゲーム会社King Digital Entertainment(キングデジタルエンターテイメント)を買収しました。

Electronic Arts(エレクトロニック・アーツ)

米国に本拠を置く1982年に創業された世界大手のゲームソフト開発会社です。シムシティ等数多くのヒットゲームソフトを開発しています。

Ubisoft (ユービーアイソフト)

フランスに本拠を置くゲームソフト開発会社です。アクションゲームやシューティングゲームの分野で高い評価を得ています。

Microsoft (マイクロソフト)

1975年にビル・ゲイツとポール・アレン氏によって設立されたソフトウェア会社です。オペレーションシステムのウィンドウズやドキュメントソフトのワード、計算ソフトをエクセルなどパソコンなどで必須のソフトを開発販売しています。ゲームの分野ではハードのゲーム機Xboxとネットワーク課金によって事業を成長させています。クラウドサーバーはAzureで展開しています。ソフトの販売から、クラウド型のサブスクリプションサービスへの移行も順調です。モバイル分野ではオペレーションシステムではグーグルのアンドロイドとアップルのiOSに差をつけられています。さらに詳しく

網易(NetEase)

中国に本拠を置くポータルサイト運営会社です。オンラインゲームに強みを持ちます。

ソニー

ソニーは、日本を代表する総合電機メーカーです。ソフトウェアとハードウェアが融合したエコシステム構築を目指しています。ゲーム機器、音楽、金融、映画、音響やテレビ等のエレクトロニクス、イメージセンサーで事業を展開しています。
イメージセンサー分野では、
ルネサンスの山形工場を買収する等圧倒的な強みを持ちます。2015年には東芝の大分工場の一部を買収しました。競合他社を引き離すために、2019年以降3年間で約6000億円の設備投資を実施し、現状強みを発揮するスマホ更なる需要(複眼化)に対応しつつ、今後の主戦場になると考えられる車載や産業機器向けの分野を伸ばす予定です。日米欧の3極での拠点構築に積極的です。
テレビでは、ブラウン管の時代からテレビ事業の競争力を保っております。液晶パネルの製造は製造しておらず、EMSの台湾ホンハイ(Hon Hai Precision)へのOEM比率を高めています。
ゲーム機では、プレイステーション・シリーズを展開し、ハードと課金の両面で成長しております。
ビデオカメラでは、ハンディカムで一世風靡しました。スマホでのビデオ利用に押され同市場も縮小しているなか、デジタルカメラはミノルタの一眼レフを買収しています。ミラーレスやプロ向けの機種に注力をしています。さらに詳しく

任天堂

ファミコンの時代からゲーム機市場を切り開いたパイオニアです。コンソール型ゲーム機とマリオブランドは健在です。

日本の大手ゲーム関連会社
バンダイナムコやカプコンといった従来型のゲームソフト開発会社に加え、オンラインゲーム型のDeNA、Gree、ラグナロクオンラインで急成長したガンホー・オンライン・エンターテイメント等も成長しています。

参照したデータの詳細情報について


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