コンデンサ・キャパシタ業界の世界市場シェアの分析について

コンデンサ・キャパシタ業界の世界市場シェアや市場規模について分析をしています。村田製作所、サムスン、ヤゲオといったコンデンサ・キャパシタメーカー大手の概要も掲載しています。

世界シェア

コンデンサメーカー各社の2020年度の売上高(⇒参照したデータの詳細情報)を分子に、また後述する業界の市場規模を分母にして、2020年のコンデンサ・キャパシタ業界の市場シェアを簡易に試算しますと、1位は村田製作所、2位はサムスン電機、3位は太陽誘電となります。

コンデンサ・キャパシタ業界の世界市場シェアと業界ランキング(2020年)

コンデンサ・キャパシタ業界の世界シェア(2020年)

  • 1位 村田製作所 21.81%
  • 2位 サムスン電機 12.01%
  • 3位 太陽誘電 6.80%
  • 4位 TDK 5.51%
  • 5位 ヤゲオ 4.60%
  • 6位 パナソニック 3.48%

市場規模

当サイトでは、調査会社等の公表データを参考にし、コンデンサ・キャパシタ業界の2020年の世界市場規模を270億ドルとして市場シェアを計算しております。参照にしたデータは以下の通りです。
調査会社の360リサーチレポーツよると、2020年の同業界の市場規模は268.4億ドルです。2026年にかけて年平均5.1%での成長を見込みます。
また調査会社のグローバルマケットインサイツによると、2018年の同規模は190億ドルです。2025年にかけて4%での成長を見込みます。⇒参照したデータの詳細情報

コンデンサの特徴と種類
コンデンサと抵抗やコイルは電子回路の3大受動部品と呼ばれています。コンデンサの役割は大きく3つあり、(1)電荷や電気を蓄える、蓄えた電荷を放出する、(2)電圧を一定に保つ、(3)交流電気のノイズを取り除くことにあります。

コンデンサのイメージ

コンデンサの種類は、材料や用途によって分かれています。材料となるセラミックやアルミ箔等の加工に技術が求められるため参入障壁が大きく、現状日本、韓国、台湾のメーカーが強い分野となっています。コンデンサの種類は、村田製作所が強いセラミックコンデンサ、パナソニックが強いフィルムコンデンサ、ヤゲオが強いタンタルコンデンサ、大容量に対応できるアルミ電解コンデンサ、雲母(マイカ)を使ったマイカコンデンサなどがあります。

コンデンサ・キャパシタメーカーの概要

村田製作所

1944年に創業した京都に本社を置く電子部品の世界的なメーカーです。チップ積層セラミックコンデンサ、EMI除去フィルタ、表面波フィルタ、酸化銀電池、セラミック発振子、ショックセンサや高周波関連備品といった分野に強みを持ちます。

サムスン電機(SAMSUNG ELECTRO-MECHANICS、サムスン・エレクトロ・メカニクス)

韓国に本拠を置くサムソングループの電子部品会社です。コンデンサ、インダクタ、チップ型抵抗(chip register)といった各種電子部品を製造しています。

サムスングループについて

Samsung(サムスン電子)は、韓国を代表する総合電機メーカーです。スマホ、半導体、テレビ、白物家電など、最終商品まで手掛けていることが強みです。垂直統合型の半導体チップメーカーとして、DRAM、NAND型フラッシュメモリ、SSDの自社製造を手掛けています。また半導体受託生産も行っております。最終製品のスマホやテレビにも強みを持ちます。OLEDや液晶パネルの製造はサムスンディスプレイ、リチウムイオン電池はサムスンSDI、電子部品はサムスン電気、造船はサムスン重工、バイオ製薬の製造はサムスンバイオロジックスで手掛けています。2016年には車載音響機器大手のハーマンを買収しました。さらに詳しく

ヤゲオ(YAGEO)

1977年にPierre Chen氏によって創業された台湾に本拠を置く電子部品会社です。台湾証券取引所に上場しています。

TDK

日本を代表する電子部品メーカーです。コンデンサ、センサー、デバイス等も含め多種多様な電子部品を製造・販売しています。

太陽誘電

1950年に設立された独立系のコンデンサメーカーです。チタン酸バリウム磁器コンデンサが祖業です。受動部品に強く、インダクタ、無線モジュール、エルナー製品などを手掛けています。

参照したデータの詳細情報について


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