ワイヤーハーネス業界の世界市場シェアの分析

ワイヤーハーネス業界の世界市場シェアや市場規模の情報について分析をしています。矢崎総業、住友電装、アプティブ、リア等のワイヤーハーネス大手の動向も掲載しています。

世界市場シェア

最新業界別売上高世界ランキング第5巻に記載のワイヤーハーネスメーカー各社の売上高を分子に、また後述する業界の市場規模を分母にして2019年の市場シェアを簡易に試算しますと、1位は矢崎総業、2位は住友電装、3位はアプティブとなります。

1位 矢崎総業 36%
2位 住友電装 23%
3位 アプティブ 21%
4位 リア 10%

市場規模

当サイトでは、以下の調査会社の公表データを参照にして、市場シェアを計算するにあたり、ワイヤーハーネスの市場規模を500億ドルとしております。参照したサイトは以下の通りとなります。調査会社のマーケッツアンドマーケッツによれば、2019年度の同業界の市場規模は433億ドルとなります。2027年までの間に年平均3.1%で成長することを見込みます。調査会社のグランビューリサーチによれば、同市場規模は2017年に484億ドルとなります。⇒参照したデータの詳細情報

ワイヤーハーネスとは
車の電子機器に対して、電気や信号を伝送できるようにつなぐ機器のことです。電線やコネクタ等の機器で構成されます。車載用の電線とも言われています。

より業界を詳しく知りたい方は下記の書籍もお薦めです
カラー徹底図解 クルマのメカニズム大全
日本自動車産業グローバル化の新段階と自動車部品・関連中小企業

ワイヤーハーネス業界の動向

矢崎総業
ワイヤーハーネス、自動車用メーター等に強みを持つ部品メーカーです。自動車向け以外にも、ガスメーターや温水器等を展開しています。非上場会社です。

住友電装
住友電工傘下のワイヤーハーネス専業大手です。

住友電工とは

住友電工は、1897年に設立された前身の住友伸銅場を引き継ぐ日本の大手電線、ケーブル及び自動車部品メーカーです。創業より電力用ケーブルや通信用ケーブルを手掛けています。ワイヤーハーネスや光ファイバーの分野でも世界大手です。2001年日立電線(日立金属)と電力用ケーブルのジェイ・パワーシステムズを設立し、その後2014年に住友電気工業が完全子会社化しています。光ケーブルは同社の横浜製作所が主力工場です。さらに詳しく

アプティブ(Aptive)

アプティブ(Aptive)はもともとはゼネラルモーターズ(GM)の自動車部品子会社でした。1999年にDelphi(デルファイ)として分社化しました。さらに2017年にパワートレイン等の事業をデルファイテクノロジーズとして分社化し、コネクター、ワイヤーハーネス、車載センシングを含む事業はアプティブへと社名を変更しました。なお、2020年にデルファイテクノロジーズはBorgWarnerと経営統合をしました。

リア(Lear)
米国に本拠を置く自動車部品メーカーです。車載シートやワイヤーハーネスを含むエレクトロニクス関連に強みを持ちます。