化粧品・香水業界の世界市場シェアの分析
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化粧品・香水業界の世界市場シェアの分析

化粧品・香水メーカーの世界シェア・売上高ランキング・市場規模・業界再編について分析をしています。ロレアル、P&G、エスティ・ローダー、ユニリーバ、コティ、資生堂、ナチュラ・コスメティクスといった世界の主要な化粧品・香水メーカーの概要も掲載しています。

【化粧品・香水業界とは】

化粧品とは一般的に、スキンケア、ヘアケア、ネイルケア、メイクアップ製品、香水などの「パーソナルケア製品」を指します。これらの製品は、見た目を整えたり自信を高めたりするために使用されます。スキンケアやヘアケア製品は「広義の化粧品」に分類されることが一般的で、香水もその一部とみなされることが多いです。

本記事では、化粧品・香水業界の市場規模を包括的に分析し、主要企業の市場シェアや戦略を考察します。この業界は、性別や年齢層、販売チャネル(百貨店・専門店・ドラッグストア・ECなど)によって価格帯やターゲット層が大きく異なります。多くの主要企業が、ラグジュアリーブランドから手頃な価格のブランドまで幅広い製品ラインを展開している点も特徴です。

例えば、業界トップのロレアルは、ランコムやキールズといった「デパコス(百貨店で取り扱われる高級化粧品)」から、メイベリンやロレアル・パリといった「プチプラコスメ(ドラッグストアなどで購入可能な低価格化粧品)」まで、幅広いブランドを展開しています。この多層的なブランド戦略により、さまざまな消費者ニーズに応える体制を整えています。

【化粧品・香水業界の世界市場シェア+ランキング】

化粧品メーカーの2023年度の売上高⇒参照したデータの詳細情報を分子に、後述する化粧品市場の規模を分母に、2023年の化粧品業界の世界市場シェアを計算すると、1位はロレアル、2位はエスティ・ローダー、3位はP&Gとなります。

化粧品・香水業界の世界市場シェアとランキング(2023年)

順位 Company name(English) 会社名 市場シェア
1位 L’Oréal S.A. ロレアル 11.67%
2位 The Estée Lauder Companies Inc. エスティ・ローダー* 4.17%
3位 The Procter & Gamble Company P&G 4.01%
4位 Unilever plc ユニリーバ 3.53%
5位 LVMH LVMH 2.34%
6位 Beiersdorf AG バイヤスドルフ 2.20%
7位 Shiseido Co., Limited 資生堂 1.98%
8位 Coty Inc. コティ* 1.64%
9位 Natura&Co ナチュラ 1.43%
10位 Kao Corporation 花王 1.28%
11位 Kenvue ケンビュー 1.17%
12位 Henkel AG&Co ヘンケル 1.07%
13位 Amore Pacific アモーレパシフィック 0.77%
14位 LG H&H LG生活健康 0.59%
化粧品・香水業界の世界市場シェアとランキング(2023年) ©2024 Deallab
*エスティ・ローダーとコティは2024年会計年度(2023年7月~2024年6月)のデータを使用

化粧品会社の世界市場シェア(2023年)©2024 Deallab

*エスティ・ローダーとコティは2023年会計年度(2022年7月~2023年6月)のデータを使用

 2023年の化粧品・香水業界市場シェアランキングでは、フランスのロレアルが11.67%という圧倒的なシェアで首位を独走しています。2位にはエスティ・ローダー(4.17%)、3位にP&G(4.01%)、4位にユニリーバ(3.53%)が続き、2〜4位の企業間では僅差の競争が展開されています。これらの企業は、いずれもグローバルブランドを複数展開し、高級品から手頃な価格帯の製品まで幅広く対応する戦略が特徴です。

ランキング内には、化粧品専門企業以外に、ファッション分野で有名なLVMH(5位、2.34%)や、化学・日用品メーカーの花王(10位、1.28%)、ヘンケル(12位、1.07%)なども含まれています。これは、化粧品業界が高度な研究開発力やブランド価値を必要とする点で、これらの分野との親和性が高いことを示しています。

また、韓国のアモーレパシフィック(13位、0.77%)やLG生活健康(14位、0.59%)といったアジアの企業もランクインしています。これらの企業はECやデジタルマーケティングに注力し、特に若年層やアジア市場での存在感を強めています。

ランキング全体を通して、多様な企業が異なる強みを生かして競争を繰り広げており、ECの拡大やデジタル化の進展により、今後も市場構造が変化することが予想されます。

【参照】時系列で理解する化粧品会社の売上高の世界ランキング(2012年、2015年、2018年、2022年)

順位 2012年 2015年 2018年 2022年
1位 ロレアル ロレアル ロレアル ロレアル
2位 P&G P&G ユニリーバ エスティ・ローダー
3位 ユニリーバ ユニリーバ エスティ・ローダー P&G
4位 エスティ・ローダー エスティ・ローダー P&G ユニリーバ
5位 エイボン 資生堂 資生堂 LVMH

時系列で理解する化粧品会社の売上高の世界ランキングの推移 (2012年、2015年、2018年、2022年)

©2024 Deallab

2012年以降2012年以降、化粧品業界の世界ランキングは、ロレアル、P&G、エスティ・ローダー、ユニリーバがトップ4の盤石の地位を占めています。ロレアルは2012年以降1位の座を保持しており、残り3社が2〜4位で変動しています。

資生堂が長らく5位の座についていましたが、2022年にはLVMHが資生堂を抜き5位に躍り出ました。

【化粧品・香水業界の世界市場規模】

当サイトでは、2023年の化粧品・香水業界の市場規模を3741億ドルとしております。参照した各種調査データは次の通りとなります。

調査会社エクスパートマーケットリサーチによると、2024年の同業界の市場規模は3934億ドルです。2034年にかけて年平均5.2%で成長し、規模は5419億ドルへと拡大することを見込んでいます。

市場規模 年平均成長率
2023年 3741億ドル
2024年 3937億ドル
2034年 7580億ドル 9.8%
化粧品・香水業界の市場規模の成長率見込み ©2024 Deallab

化粧品・香水業界の市場規模の予想成長推移 ©2024 Deallab

2019年から2020年には、リモートワーク普及に伴う化粧品需要の低下を背景に、市場規模が低下しました。その後、自粛解禁・脱マスクの流れが広まり、市場規模は再び拡大傾向にあります。今後はEC化が進み、オーガニック化粧品やアンチエイジングなどの分野で需要が拡大すると予測されます。

【四半期売上高ランキング】

2023年4ー6月の四半期売上高をベースとした化粧品・香水メーカーのランキングでは、1位ロレアル、2位P&G、3位エスティ・ローダーとなっています。トップ4の顔ぶれは年次ベースのランキングと同じですが、2〜4位の順位が変動しています。⇒参照したデータの詳細情報

化粧品・香水業界の売上高ランキング(四半期ベース)©2024 Deallab

*ヘンケルはこれまでは2023年会計年度から、ランドリー&ホームケアとビューティーケアがコンシューマー事業として統合。グラフで用いている数値は新しいセグメントでの売上高となる。

【M&Aの動向】

ブランド力のある大手化粧品企業が、新興ブランドを買収するケースが多いです。競争の激しい化粧品業界では、大企業と言えども新ブランドを立ち上げて販路を拡大することは難しく、既存の勢いのあるブランドを買収したほうが容易に企業全体の売上を伸ばせるためです。

また、製品ポートフォリオの組み換えを進める目的で大手メーカー同士が一部事業を取引するケースも多いです。

2013年  ナチュラがオーストラリアのスキンケアブランド「Aesop」の65%の株式を取得。
2016年 ロレアルが米国の「IT Cosmetics」を買収。
2017年 ユニリーバが韓国の化粧品ブランド「Carver Korea」を買収。
2017年 ナチュラがロレアルから「The Body Shop」を買収。
2019年 投資会社JABホールディングスがコティの株式を追加取得し、計60%の株式を保有。
2020年 ロレアルがクラランスのフレグランス部門(ミュグレー・アザロを含む)を買収。
2020年 コティがプライベートエクイティ会社KKRにヘアケアブランド「Wella」やネイルブランド「OPI」を含むプロフェッショナルビューティー事業の株の一部を売却。
2020年 ブラジルの化粧品大手ナチュラ・コスメティコスがエイボンを買収。
2021年 資生堂がパーソナルヘルスケア事業を欧州系大手投資ファンドCVCへ売却。
2021年 資生堂が「ベアミネラル」「ローラメルシエ」「バクサム」の3ブランドをアメリカのプライベートエクイティファンドAdvent International Corporationに譲渡。
2022年 資生堂がヘンケルに業務用ヘアケア剤事業を売却。
2022年 米化粧品会社レブロンが米連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請。
2022年 LVMHは、Joseph Phelps Vineyardsを買収し事業統合しました。
2023年 LVMHは、Château Minutyを買収し事業統合しました。
2023年 ナチュラ社、ブランド「Orveda」の買収を完了しました。
2023年 ロレアルがナチュラより「Aesop」を買収予定と発表。
2024年 ロレアルがスイスのスキンケア企業「ガルデルマ(Galderma)」の10%の株式を
取得。
2024年 ロレアルがスイスの小売業者ミグロスから韓国のスキンケアブランド「Dr.G」を
    展開する「Gowoonsesang Cosmetics」を買収。

大型案件ならびに話題となった案件の買収マルチプル(売上高倍率)は0~5倍までのレンジです。中間値は1.7倍、平均値は1.2倍でした。

化粧品業界のM&Aマルチプル(売上高倍率)©2024 Deallab

さらに業界に詳しくなるためのお薦め書籍

ロレアル 「美」の戦略
基礎から応用までよくわかる!化粧品ハンドブック
進化する資生堂 中国市場とメガブランド戦略
日用品・スキンケア・トイレタリー・ホームケア業界の世界市場シェア分析

【会社の概要】

L’Oréal S.A.(ロレアル)

1909年に設立された世界最大級の仏総合化粧品メーカーです。祖業の事業はヘアカラーですが、高級ブランドが手掛ける化粧品や香水事業の買収を通じて成長をしています。化粧品・香水の傘下ブランドには、イブ・サン・ローラン・ボーテ(YSLボーテ)、ランコム、ラルフローレン、アルマーニ、キールズ、シュウウエムラ、メイベリン、エッシー、ラロッシュポゼ等があります。さらに詳しく

The Estée Lauder Companies Inc.(エスティ・ローダー)

Estee Lauder(エスティローダー)は、1946年に設立された米国に本拠を置く世界的な化粧品会社です。スキンケア、メーキャップ、香水、ヘアケアの分野に強みを持っています。特殊株式を保有し過半数の議決権をおさえるローダー家の影響力は絶大です。化粧品・香水の傘下ブランドには、クリニーク、ボビーブラウン、MAC、ジョーマローン、アヴェダ、ラメール等があります。さらに詳しく

The Procter & Gamble Company (P&G、プロクター&ギャンブル)

P&G(プロクター&ギャンブル)は、米国に本拠を置く世界最大級の日用品メーカーで、1837年にウィリアム・プロクター氏とジェームズ・ギャンブル氏によって設立されました。日用品業界屈指の商品開発力・マーケティング力を誇っています。取り扱っている分野は、トイレタリー、ファミリーケア、ファブリックケア、ホームケア、ヘアケア、スキンケア、オーラルケアといった広範囲の消費財で、いずれもブランド力のある商品を展開しているのが特徴です。ヘアケア・スキンケアのブランドには、パンテーン、ヴィダルサスーン、ハーバルエッセンス、SK-Ⅱ等があります。さらに詳しく

Unilever plc (ユニリーバ)

Unilever(ユニリーバ)は、イギリスに本拠を置く世界を代表する消費財大手メーカーです。イギリスの石鹸会社のリーバ・ブラザーズとオランダのマーガリン会社のマーガリン・ユニが1930年に合併して誕生しました。アイスクリーム、食品、化粧品やパーソナルケア分野において強力なブランドを保有しています。ヘアケア・スキンケアのブランドには、ポンズ、ダヴ、ヴァセリン等があります。さらに詳しく

LVMH Moët Hennessy ‐ Louis Vuitton SE (LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン SE)

LVMHは、1987年にルイ・ヴィトンとモエ・ヘネシーが合併して誕生した世界最大級の仏高級ブランド会社です。高級ブランド業界では圧倒的な存在感を示しており、バッグ、アパレル、ジュエリー、化粧品、ワイン、免税店等多面的に展開しています。Bernard Arnault氏が支配するChristian Dior(クリスチャン・ディオール)を通じて議決権のほぼ過半数を所有しています。主要なブランドには、仏ファッションブランドのLouis Vuitton (ルイ・ヴィトン)、Christian Dior (クリスチャン・ディオール)、BVLGARI(ブルガリ)、シャンパンのDom Pérignon (ドン・ペリニヨン)、Moet & Chandon (モエ・エ・シャンドン)や免税店のDFSが含まれます。化粧品・香水の傘下ブランドには、ゲラン、クリスチャン・ディオール、ジヴァンシィ等があります。2020年には日本のミネラルコスメを展開するエトヴォスを買収しました。2022年には元ロレアルCEOを化粧品・香水部門のCEOに任命し、テコ入れを図っています。さらに詳しく

Beiersdorf AG(バイヤスドルフ)

バイヤスドルフは、1882年に設立されたドイツに本拠を置く化粧品・スキンケアメーカーです。日焼け止めのコパトーン、制汗剤のエイトフォー(8×4)、Nivea(ニベア)、Eucerin(ユーセリン)、Hansaplasなどのボディケア商品に強みを持ちます。Tesa(テサ)ブランドで産業用の粘着テープも電機・自動車やヘルスケア向けに展開しております。コーヒー大手のチボーも保有するMichael Herz氏の資産運営会社であるMaxingest傘下にあります。さらに詳しく

Shiseido Co., Limited (株式会社 資生堂)

日本を代表する化粧品メーカーです。高級化粧品に強みを持っています。香水は資生堂のフランスのBeauté Prestige International(ボーテ・プレステージ・インターナショナル)が展開しています。イッセイミヤケ、ナルシソ・ロドリゲス、エリー・サーブ等とタイアップし、セルジュ・ルタンスブランドでも展開しています。2020年にパーソナルケアブランドをCVCに売却しました。

Coty Inc.(コティ株式会社)

世界最大級の香水・化粧品メーカーです。仏にて創業ののち、ファイザー、トイレタリーの英Reckitt Benckiser plc(レキットベンキーザー)と関係が深い独Joh. A. Benckiser GmbH(ヨー・A・ベンキーザー)傘下企業として成長し、現在はNYSEに上場しています。主力香水ブランドにアディダス(Adidas)、ジョーバン(Jovan)、ステットソン(Stetson)やアパレルブランドの派生香水のカルバンクライン(Calvin Klein)、マーク ジェイコブス (Marc Jacobs)、ヴェラウォン(Vera Wang)、ケネスコール(Kenneth Cole )等があります。2015年にP&Gよりフレグランスブランドの「Hugo」「Gucci」、カラーコスメティックブランドの「COVERGLRL」「Max Factor」、ヘアカラービジネスの「Wella」「Clairol」を買収しています。

Natura &Co Holding S.A.(ナチュラ&コーホールディングSA)

ブラジル化粧品大手で、サンパウロ証券取引所に上場しています。南米を中心に展開し、セールスレディーを通じて化粧品を販売しています。香水を含めマス向けの商品が多いことが特徴です。サステナビリティや環境保護を推進する企業としてのイメージも推進しています。買収する化粧品ブランドも自然派化粧品として知られているものが中心で、傘下にはエイボン、ボディショップ、イソップがあります。

Kao Corporation (花王株式会社)

花王は、1940年に日本有機として設立された日本を代表する化粧品・日用品メーカーです。ビューティケア、ファブリック&ホームケア、ケミカルとヒューマンヘルスケアの4事業を柱に展開しています。アタック、ハイター、ビオレ、メリーズブランドなどのブランドを有しています。2005年にカネボウから化粧品事業を買収しています。さらに詳しく

ケンビュー(Kenvue)

ジョンソン・エンド・ジョンソンのコンシューマーヘルス部門が独立して設立された企業で、ニュートロジーナ、アヴィーノなどのブランドを展開しています。スキンケアやパーソナルケア製品を中心に、世界中で販売されています。

Henkel AG & Co. KGaA (ヘンケル)

ヘンケルは、1876年に設立されたドイツに本拠を置く化学・トイレタリーメーカーです。接着剤、粘着剤、スキンケア、トイレタリー、洗剤、石鹸等のボディケア、シャンプー等ヘアケアの事業を展開しています。世界初の合成洗剤のPersilを開発しました。接着剤はBonderite、Technomelt、Loctiteといったブランドで展開をしています。さらに詳しく

AMOREPACIFIC Corp. (株式会社アモーレパシフィック)

韓国の化粧品大手メーカーです。傘下ブランドには、エチュード、イニスフリー、ラネージュ、雪花秀(ソルファス)等があります。日本では、高価格帯化粧品の「AMOREPACIFIC」も百貨店で展開しています。

LG H&H Co., Ltd. (株式会社LG生活環境)

LG生活環境(LG H&H)は、1947に設立された化粧品、日用品と飲料メーカーです。2001年にLG化学から分社化上場しました。化粧品はThe History of Whoo、O Huiなどを手掛けています。日用品はオーラルケア、ボディケアやホームケアを手掛けています。米国事業強化の一環で、2019年にニューエイボン、2021年にボインカを買収しました。飲料はコカコーラのボトラー事業を運営しています。

Johnson & Johnson(ジョンソン&ジョンソン)

Johnson & Johnson(ジョンソン&ジョンソン)は、1887年にジョンソン三兄弟によって創設された米国に本拠を置く世界最大級の日用品・医療機器メーカーです。医療・衛生用品のバンドエイドや綿棒、スキンケア用のベビーローション、オーラルケアのリステリン、一般医薬品、整形外科のインプラント、外科関連の手術器具では圧倒的な強みを有しています。さらに詳しく

Chanel SA(シャネル)

仏高級ブランドです。服飾・化粧品・香水・宝飾品・時計の分野でブランドの横展開しています。有名なシャネルN ° 5やエゴイスト等の香水を販売しています。

Puig Brands, SA(ピュイグ)

ピュイグ家によって経営されているスペイン・バルセロナに本拠を置く服飾・香水大手メーカーです。主要ブランドは、ニナ・リッチ(Nina Ricci)、コム・デ・ギャルソン(Comme des Garçons)、ジャン・ポール・ゴルチェ(Jean Paul Gaultier)等があります。2020年に急成長しているメイクアップおよびスキンケアブランドである2013年設立のシャーロット・ティルベリーを買収しました。

Elizabeth Arden(エリザベスアーデン)

米大手化粧品メーカーです。製薬会社のイーライリリー(Eli Lilly)や日用品大手ユニリーバ(Unilever)傘下を経て、米ナスダックに上場しています。主要な香水ブランドは、「Elizabeth Arden Red Door Salons」「Fifth Avenue」「Green Tea」「Provocative Woman」「Mediterranean」「Pretty」「Red Door Aura」等があります。

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