配線器具業界の世界市場シェアの分析

配線器具業界の世界市場シェアや市場規模の情報について分析をしています。ハッベル、イートン、シュナイダー、ルグラン、パナソニックやABB等世界大手配線器具メーカーの動向も掲載しています。

市場シェア

配線器具メーカー各社の2021年度の売上高を分子に、また後述する業界の市場規模を分母にして、2021年の配線器具業界の世界シェアを簡易に試算しますと、世界1位はフランスのルグラン、2位はドイツのハガー、3位は日本のパナソニックとなります。⇒参照したデータの詳細情報

配線器具メーカー の世界市場シェアと業界ランキング(2021年)

配線器具業界の世界シェア(2021年)

順位会社名市場シェア
1位ルグラン15.4%
2位ハガー5.7%
3位パナソニック5.4%
4位ハッベル3.6%
5位ハベールズ1.3%
配線器具メーカー の世界市場シェアと業界ランキング(2021年)

日米欧のメーカーが市場上位となっています。他に、イートン、ABB、シュナイダー、シーメンスなどが産業向けの高電圧配線器具を手掛けており大手メーカーです。

市場規模

配線器具は電化製品や低圧コンセントの接続に使用される電気機器のことです。配線器具には、非通電器具と通電器具があります。また、低電圧雷制御システム、スイッチ、電気システムの接続にも使用されます。

当データベースでは、2021年の配線器具の市場規模を514億ドルとしています。参照した公表データは次の通りです。

調査会社のパーシステンスリサーチによると、2021年の同業界の市場規模は514億ドルです。2031年にかけて年平均5.6%で成長し、同年には890億ドルへと拡大することを見込みます。⇒参照したデータの詳細情報

世界の主要配線器具メーカー

Hubbell(ハッベル)

1888年に創業された米国を代表する電気配線器具メーカーです。家庭や商業施設向けのコンセントやプラグ等の分野で強みを持ちます。また送電線向けの碍子、ヒューズ等の高圧機器にも強みを持っています。

Legrand(ルグラン)

フランスを代表する電機機器メーカーです。投資ファンドであるKKR/ウェンデル買収後、現在は上場しています。特に低電圧機器に強みを持ちます。フランスに加えイタリアに強みを持ちます。配線機器であるスイッチやソケット以外にも、データセンター向け機器も取り扱っています。

パナソニック

配線器具は同社の祖業です。アタッチメントプラグから同社の歴史が始まりました。インドのアンカーエレクトロニクス、トルコのヴィコエレクトリックを買収してグローバル展開をしております。

パナソニックについて

パナソニックは、1917年に松下幸之助氏によって設立された日本を代表する電機メーカーです。松下電工や三洋電機と統合し、総合電機メーカーとして世界的なプレゼンスを有します。アプライアンス(家電、空調、AV機器、累計2000億個を売り上げた約90年の歴史を持つ電池等)、オートモーティブ(蓄電池、音響機器等)、インダストリアル(電池やモーター等)、ライフソリューション(照明や水まわり等)、コネクティッドソリューションズ(フライトエンターテイメント、航空機向け電子機器、監視カメラ等)といった事業部制に特徴がありましたが、2022年にパナソニックホールディングスを設立し、事業部はホールディング傘下の独立した子会社となりました。さらに詳しく

Havells India(ハベールズ・インディア)

1958年に設立されたインドに本拠を置く配線器具及び家電メーカーです。低電圧向け各種スイッチ、ケーブル、照明器具、家電などを手掛けています。

Hager(ハガー)

1955年に設立されたドイツに本拠を置く電気設備メーカーです。住宅及び商業施設向けの機器を手掛けています。

Eaton(イートン)

Eaton(イートン)は、米国に本拠を置く油圧機器、自動車部品、無停電電源、避雷針、エンジン制御機器、火災報知器等を手がけるメーカーです。自動車部品分野ではトランスミッション等を手掛けています。低電圧機器事業にも強みを持ちます。

Schneider(シュナイダー)

Schneider Electric(シュナイダーエレクトリック)は、1836年に設立されたフランスのパリに本拠を置く重電大手です。事業構成はエネルギーマネジメント事業と産業用オートメーション事業です。エネルギーマネジメント事業では、低~高電圧までの送配電や発電など電力管理システムを手掛けています。日本でも富士電機や東芝と制御や電圧機器を取り扱う合弁企業を設立した経緯があります。さらに詳しく

ABB(エービービー)

ABB(エービービー)は、スイスに本拠を置く重電・重工業大手です。ABBはAsea Brown Boveri(アセア・ブラウン・ボベリ)の略です。1988年にスウェーデンのアセアとスイスのブラウン・ボベリが経営統合して誕生しました。アセアとブラウン・ボベリは1890年代に創業された両国を代表する老舗重電メーカーです。発電・送変電機器と自動化機器やソフトウェア事業に強みを持ちます。原子力発電と火力発電における発電機器事業は、それぞれWestinghouse(ウェスティングハウス)とAlstom(アルストム)に売却し撤退しました。2018年にGEよりエレクトリフィケーション事業を行うGEインダストリアルソリューションを買収しました。2020年には電力システムやパワーグリッド事業を日立に売却し、事業ポートフォリオの入れ替えを行っています。さらに詳しく

参照したデータの詳細情報について


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