オラクルの市場シェア・業績推移・売上構成・株価の分析

Oracle(オラクル)は、1977年にラリー・エリソン氏によって設立された米国に本拠を置くデータベース管理ソフトウェア世界大手です。2010年にサンマイクロシステムズを買収しハードウェアにも強みを持ちます。オペレーティングシステム(Solaris、Oracle Linux)、Javaアプリケーション開発用のフレームワーク、オラクルクラウド、サーバー等のハードウェアなどを展開しています。

業績推移(年次)

2022年度
売上高は前年度比4.84%増の42,440百万ドルになりました。営業利益は前年度比-28.18%の10,926百万ドルになりました。営業利益率は25.74%になりました。

2021年度
中核のデータベース事業が好調に推移し、前年同期比増収増益となりました。

オラクルの業績推移

オラクルの業績推移

業績推移(四半期)

2022年6月ー8月
売上高は前年同期比17.65%増の11,445百万ドルになりました。営業利益は前年同期比-23.46%の2,623百万ドルになりました。営業利益率は22.9%になりました。

22022年3月ー5月
売上高は前年同期比-5.46%の6,045百万ドルになりました。営業利益は前年同期比4.11%増の1,114百万ドルになりました。営業利益率は18.4%になりました。

2021年12月ー2022年2月
売上高は前年同期比7%増の105億ドル、営業利益は1%減の38億ドルでした。ソフトウェアをクラウドに移行して以降アプリケーションなどは順調に成長している一方で、遺伝子配列決定の革新的企業であるオックスフォード・ナノポアの株価下落、および世界最速のARMサーバーチップを製造するアンペールの営業損失が減益の主因となりました。

2021年9ー11月
クラウドサービスは好調に推移し前年同期比増収となりましたが、2019年に死去したオラクルの元共同CEOマーク・ハード氏への株式オプション報酬支払が発生したため、営業損失となりました。

オラクルの四半期業績推移

オラクルの四半期業績推移

EPS・1株配当・配当性向の推移

2022年度
希薄化後EPSは前年度比-47.03%の2.41ドルになりました。1株当たりの配当は前年度比同額の0.32ドルになりました。配当性向は13.28%になりました。

オラクルのEPS・1株配当・配当性向の推移

オラクルのEPS・1株配当・配当性向の推移

売上構成

クラウドを通じたデータベースなどのサービス提供とハードウェアの販売が事業の柱となります。

オラクルの売上構成(2022年度)

オラクルの売上構成(2022年度)

クラウド
クラウドサービスは、Oracle Applications、Oracle Database、Oracle Middlewareといったアプリケーションやインフラ技術をサブスクリプションベースで提供します。

ハードウェア
Oracle Engineered Systems、サーバー、ストレージ、および業界固有のハードウェア製品の開発販売をしています。

サービス
オラクル製品にかかるコンサルティングサービスなどを提供しています。

直近のM&A(合併買収)

クラウド分野を中心にアプリケーションやハードウェア開発会社の買収を積極的に行っています。

2010年 サーバーやJava, MySQLなどのプログラム言語に強みを持つサンマイクロシステムズを買収
2011年 イーコマースやビジネスインテリジェンスに強みを持つEndecaを買収
2011年 クラウド型CRMを展開するRightNow Technologiesを買収
2012年 人材マネジメントシステム開発会社のTaleoを買収
2013年 通信会社向けハードウェアに強いAcme Packetを買収
2014年 旅行や小売業界向けのハードとソフトウェアに強いMICROS Systemsを買収
2014年 デジタルマーケティングに強いDatalogixを買収
2016年 ERP開発会社のNetSuiteを買収
2017年 建設プロジェクトマネジメントサービスを提供するAconexを買収
2021年 電子カルテなどを手掛けるCernerを買収

株主構成

創業者のラリー・エリソン氏が筆頭株主となっています。

オラクルの株主構成(直前期末時点)

オラクルの株主構成(直前期末時点) 出所:マーケットスクリーナー

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