AGC(旭硝子)の市場シェア・業績推移・売上構成・株価の分析

AGC(旭硝子)の市場シェア・業績推移・売上構成・株価の分析

AGC(旭硝子)は、1907年に創業をした日本を代表するガラス・素材メーカーです。2018年に旭硝子からAGCへと社名を変更しました。ガラス以外にも電子・化学品・セラミックスの分野で事業を展開しています。ガラス分野では仏サンゴバンと首位を競っています。液晶用ガラスにも強みを持ちます。ディスプレイ用特殊ガラス(Dragontrail®)が有名です。近年ライフサイエンス分野(バイオ医薬品原薬の製造開発受託等)への多角化を推進しています。

業績推移(年次)

2021年度
売上高は前年度比20.19%増の1,697,383百万円になりました。営業利益は252.11%増の210,247百万円になりました。営業利益率は12.39%になりました。前年度比増収増益となりました。塩化ビニール樹脂などの市況が好調で、欧州での建築用ガラスも伸びたことが主因です。

AGCの業績推移
AGCの業績推移

業績推移(四半期)

2022年度第2四半期(4~6月)
売上高は前年同期比21.04%増の505,673百万円になりました。営業利益は19.36%増の62,077百万円になりました。営業利益率は12.28%になりました。

2022年度第1四半期(1~3月)
売上高は前年同期比20.10%増の472,667百万円になりました。営業利益は20.21%増の54,359百万円になりました。営業利益率は11.50%になりました。

2021年度第4四半期(10~12月)
前年同期比増収増益となりました。販売価格の上昇と数量の増加で原料や燃料の価格上昇を吸収しました。

AGCの四半期業績推移

AGCの四半期業績推移

EPS・1株配当・配当性向の推移

希薄化後EPSは前年度比278.36%増の557.10円になりました。1株当たりの配当は前年度比33.33%増の160.00円になりました。配当性向は28.72%になりました。

AGCのEPS・1株配当・配当性向の推移

AGCのEPS・1株配当・配当性向の推移

業績予想

2022年度第2四半期(4~6月)決算で上方修正
売上高は1,800,000百万円から2,050,000百万円へと13.9%上方修正です。営業利益は210,000百万円から230,000百万円へと9.5%上方修正です。

上方修正前
今期の売上高は1,800,000百万円、営業利益は210,000百万円、営業利益率は11.67%、1株配当は210円を見込みます。増収増益ですが、配当額は前年同額です。

進捗率

2022年度第2四半期(4~6月)
売上高の業績予想に対するの進捗率は54.35%です。営業利益の業績予想に対する進捗率は55.45%です。営業利益率は予想より0.61%上回っています。

2022年度第1四半期(1~3月)
売上高の業績予想に対するの進捗率は26.26%です。営業利益の業績予想に対する進捗率は25.89%です。営業利益率は予想より-0.17%です。

売上構成

建築用ガラス、フッ素系化学品、液晶用ガラス基板などが主力事業となっています。

セグメント別売上構成

AGCの売上構成(2021年度)
AGCの売上構成(2021年度)

サブセグメント別売上構成

AGCのサブセグメント別売上構成(2021年度)
AGCのサブセグメント別売上構成(2021年度)

ガラス
フロート板ガラス、型板ガラス、網入り磨板ガラス、Low-E(低放射)ガラス、装飾ガラス、建築用加工ガラス(断熱・遮熱複層ガラス、防災・防犯ガラス、防・耐火ガラス等)、自動車用ガラス、車載ディスプレイ用カバーガラス等の製造販売を行っています。

電子
液晶用ガラス基板、有機EL用ガラス基板、ディスプレイ用特殊ガラス、ディスプレイ用周辺部材、ソーラー用ガラス、産業用加工ガラス、半導体プロセス用部材、オプトエレクトロニクス用部材、プリント基板材料、照明用製品、理化学用製品等の製造販売を行っています。

化学品
塩化ビニル、塩化ビニル原料、苛性ソーダ、ウレタン原料、フッ素樹脂、撥水撥油剤、ガス、溶剤、医農薬中間体・原体、ヨウ素製品等の製造販売を行っています。

直近のM&A(合併買収)

近年は医薬品の開発製造受託分野で積極的にM&Aを行っています。

2015年 自動車用補修ガラス会社であるポーランドのNordglassを買収
2016年 バイオ医薬品開発製造受託会社であるドイツのバイオミーバを買収
2017年 バイオ医薬品開発製造受託会社であるデンマークCMC Biologicsを買収
2017年 塩化ビニル樹脂の製造会社であるVinythaiを買収
2018年 米国でエレクトロニクス事業をPark Electrochemicalから買収
2019年 スペインの合成医薬品開発製造受託会社Malgrat Pharma Chemiclasを買収
2020年 イタリアの遺伝子細胞治療薬製造受託会社Molecular Medicineを買収

直近1年間の株価リターン

AGCとインデックスの株価リターン比較

2022年09月29日の前営業日終値までの過去1年間の株価パフォーマンスを、インデックス(MSCIオールカントリー)の同期間のパフォーマンスと比較しています。
為替は現地通貨建(為替調整前)で計算をしております。
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目標株価

目標株価の平均値は6,433です。(2022/09/18時点)

AGCのアナリスト目標株価一覧

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市場シェア

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塩化ビニル(塩ビ)業界の世界市場シェアの分析

塩化ビニル(塩ビ)業界の世界シェアと市場規模について分析をしています。信越化学、台湾プラスチック、オキシビニール、イノビンといった塩ビ大手メーカーの概要や動向も掲載しています。
再編候補

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製造受託セクターで、今後M&Aや再編対象となる投資ファンドが保有している会社についてロングリストを作成しています。投資ファンドが保有する化粧品、医薬品、電子部品、日用品といった製造受託会社は、今後エグジットの動きが予想されます。
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医薬品製造受託業界の市場シェア、規模や再編について分析をしております。製薬会社からの製剤にかかるアウトソースの流れをうけ業界は拡大しております。サーモ・フィッシャー・サイエンティフィックによるパセオン買収のように業界大手が買収される動きが続いています。
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ガラス業界の世界市場シェアの分析

ガラス業界の世界市場シェアと市場規模の情報を分析しています。AGC(旭硝子)、サンゴバン、コーニング、日本板硝子、ガーディアンインダストリーズ、日本電気硝子、福耀集団等の世界大手のガラスメーカーの動向も掲載しています。