コーニングの売上構成と世界市場シェアの分析

Corning(コーニング)は米国に本拠を置く液晶用ガラス、光ファイバー大手です。1851年にエイモリー・ホートン氏によってユニオングラスカンパニーとして創業されました。液晶用ガラス分野ではサムスンとの合弁会社(サムスン・コーニング・プレシジョン・マテリアルズ)を展開しています。
ガラス事業(パソコンや液晶テレビ向けに液晶用ガラス基板)、光ファイバーや光ケーブル等の通信事業、自動車や半導体向けの光学製品、ダウケミカルとの接着剤分野での合弁事業、創薬向けのマイクロプレートや細胞培養基質等のライフサイエンス分野で事業を展開しています。

売上構成と競合会社

コーニングの2020年度の売上構成

コーニングの2020年度の売上構成©業界再編の動向

ディスプレイテクノロジーズ(Display Technologies Segment)
同社が認識している主要競合会社はAGC(旭硝子)、日本電気硝子株式会社です。

光通信(Optical Communications Segment)
同分野における主要競合会社はCommScope(コムスコープ)やPrysmian Group(プリズミアングループ)です。

特殊素材(Specialty Materials Segment)
主要競合会社にはSchott,、AGC、日本電気硝子及びHeraeusです。

環境テクノロジー(Environmental Technologies Segment)
主要競合会社は日本ガイシ(NGK Insulators)及びイビデン(Ibiden)です。

ガラス事業においては、液晶ガラス分野で世界シェア首位級です。特にコーニング・ゴリラのブランドは耐久性の高い液晶ガラスとして定評があります。サムスンとの合弁会社は子会社化しております。光ファイバー業界では、光ファイバー自体を開発した歴史もあり、世界シェアでは上位に位置します。

株主構成では、創業家のホートン一族の比率は数%まで低下しており、機関投資家等が幅広く株式を所有しています。

主なM&A

1996年 診断検査のクエスト・ダイアグノスティクスを分社化
1998年 食器事業のコーニングウェア(CorningWare)、Corelle 、Pyrex を売却
2016年 光ファイバー技術に強いSTRAN TechnologiesとAlliance Fiber Optic Productsを買収
2016年 化学大手ダウケミカルと接着剤の合弁会社(ダウ・コーニング)の持ち分をダウに売却。

コーニングの世界シェアの情報

 

市場シェア

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