プリズミアンの市場シェアと株価パフォーマンスの分析

Prysmian(プリズミアン)はイタリアのミラノ証券取引所に上場する世界大手の電線メーカーで、イタリアのタイヤメーカーのピレリとドイツのシーメンスの電線事業が発祥です。光ケーブルにも強みを持ちます。英国の電線大手BICCやオランダの同業でフィリップス発祥のDraka(ドラカ)社を買収し、英独伊蘭に地盤を持つ電線メーカー連合体として、更なる事業拡大を狙っています。2017年には北米大手のジェネラルケーブルを買収しました。

業績推移(年次)

2017年にジェネラルケーブルを買収し、規模の拡大に成功しました。一方営業利益率は買収前の水準に到達していません。

プリズミアンの業績推移(FY2016~FY2020)

プリズミアンの業績推移(FY2016~FY2020)

業績推移(四半期)

四半期ベースの推移では2021年9月に営業利益率で5%台を回復し、利益率の改善が見受けられます。

プリズミアンの四半期業績推移(2020年9月~2021年9月)

プリズミアンの四半期業績推移(2020年9月~2021年9月)

事業構成

エネルギー事業、通信事業とプロジェクト事業に分かれます。

プリズミアンの売上構成(2020年度)

プリズミアンの売上構成(2020年度)

 

エネルギー事業は送電システム、海底送電・配電システム、配電ケーブルからなる「ユーティリティー」、建物への配電や建物内の配電用ケーブルを提供する「トレード&インストーラー」、再生可能エネルギー、自動車、エレベーター、オイル&ガス分野向けのケーブルを含む「インダストリアル」、半製品や原材料などの販売を行う「その他」の4つの事業に分かれています。

通信事業では、光ファイバ、光ケーブル、接続部品、OPGW(Optical Ground Wire)、銅ケーブルなど、通信ネットワークで使用されるケーブルシステムや接続製品を製造しています。

過去のM&A

2005年 Pirelliより投資ファンド連合が電線事業を買収し、プリズミアンCableが誕生
2008年 ドイツのFacab-Lynenを買収
2011年 プリズミアンと電線事業のDrakaが合併
2017年 プリズミアンによるジェネラルケーブルの買収

株価パフォーマンス

プリズミアンの株価パフォーマンス

プリズミアンの株価パフォーマンス

2021年の営業開始日終値を基準値として、2021年11月27日の前日終値で、インデックスMSCIオールカントリーとのYTDパフォーマンス比較をしています。
為替は現地通貨建てで計算をしております。
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プリズミアンの市場シェア

市場シェア

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2021.11.25
市場シェア

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2021.11.25