信越化学工業(信越化学)は1926年に創業された日本を代表する化学メーカーです。旭化成、積水化学、積水ハウスと同じ源流である日本窒素肥料(現チッソ)の関連会社として誕生しました。同社のアニュアルレポートによれば、塩化ビニル樹脂、シリコンウエハ、先端品フォトマスクブランクス、フェロモン製剤では世界1位です。セルロース、シリコーンでも世界大手となっています。半導体ウエハはSUMCOと二強体制となっています。
業績推移(年次)
市場シェアの高い製品群を有していることもあり、営業利益率が20%以上となっています。

業績推移(四半期)
2022年度第3四半期(10~12月)は、市況上昇で塩ビ樹脂の採算が高まり、シリコンウエハなど電子材料の販売も伸びたことから、前年同期比増収増益となりました。

売上構成
塩ビの売上割合が最も大きく、その次が半導体シリコンとなっています。

塩ビ事業
塩化ビニル樹脂、か性ソーダ、メタノール、クロロメタンの製造開発を行っています。
半導体シリコン事業
半導体シリコンの製造開発を行っています。
電子機能材料事業
希土類磁石、半導体用封止材、LED用パッケージ材料、フォトレジスト、マスクブランクス、合成石英製品、液状フッ素エラストマー、ペリクルの製造開発を行っています。
シリコーン事業
シリコーンの製造開発を行っています。
機能性化学品事業
セルロース誘導体、金属珪素、ポバール、合成性フェロモンの製造開発を行っています。
加工商事技術サービス
樹脂加工製品、技術・プラント輸出、商品の輸出入、エンジニアリングなどを行っています。
お薦め書籍
直近1年間の株価リターン
2022年06月25日の前営業日終値までの過去1年間の株価パフォーマンスを、インデックス(MSCIオールカントリー)の同期間のパフォーマンスと比較しています。
為替は現地通貨建(為替調整前)で計算をしております。
サーバーの都合によりデータが表示されない場合があります。その際はリロードもしくは時間を置いて再度ご訪問下さい。
市場シェア
同社によると、塩化ビニル樹脂、シリコンウエハ―、合成石英(液晶用フォトマスク基板)、フォトマスクプランクス、合成性フェロモン、フォトレジスト、メチルセルロース、シリコーン樹脂で世界トップシェアです。