SUMCOは、新日鐵住金(現日本製鉄)と三菱マテリアルによる合弁会社として1999年に発足しました。半導体用シリコシリコンウェハーを開発・製造・販売しています。信越化学工業と半導体ウエハの分野では双璧をなしています。
2021年度は、売上高は15%増の3356億円、営業利益は36%増の515億円と前年度比増収増益となりました。口径300ミリメートルの製品を中心に需要が拡大したことが主因です。
2022年度第2四半期(4~6月)
売上高は前年同期比30.70%増の106,963百万円になりました。営業利益は112.95%増の26,299百万円になりました。営業利益率は24.59%になりました。
2022年度第1四半期(1~3月)
売上高は前年同期比32.28%増の100,449百万円になりました。営業利益は150.29%増の23,452百万円になりました。営業利益率は23.35%になりました。
2021年度第4四半期(10~12月)
前年同期比増収増益となりました。ロジック・メモリー向け300mmウエハー、車載・民生・産業向けの200mmウエハーへの需要が好調です。
2021年度は好調な業績を受けEPSが増加しました。
シリコンウエハーの単一事業となりセグメント別の売上高はありません。
主要な製品としては、単結晶インゴット、ポリッシュト・ ウエハー 、アニール・ウエハー 、エピタキシャル・ウエハー 、埋込層付エピタキシャル・ウエハー 、SOI ウエハー 、ロジック・DRAM・NAND向けシリコンウエハーとなります。
内部成長を重視しておりM&Aの件数は多くありません。
1999年 住友金属工業と三菱マテリアルの共同出資により設立
2006年 コマツ電子金属を買収
三菱マテリアルが大株主として残っています。