ロジウム採掘生産会社の世界市場シェアの分析

ロジウム業界の世界市場シェアと市場規模について分析をしています。シバニエスティルウォーター、インパラプラチナ、ノーザムプラチナ、ARMプラチナ、アングロプラチナ、ノリリスク・ニッケルといった大手ロジウム採掘会社の概要や動向も掲載しております。

市場シェア

ロジウム生産会社各社の年間生産を分子に、また後述する業界の市場規模を分母にして、2021年のロジウム生産量の市場シェアを簡易に試算しますと、1位はインパラプラチナとなります。⇒参照したデータの詳細情報

ロジウム生産会社の世界市場シェアと業界ランキング(2021年)

順位会社名市場シェア
1位インパラプラチナ27.4%
2位シバニエスティルウォーター22.6%
3位アングロアメリカンプラチウム19.5%
4位ノーザムプラチナ9.6%
5位ノリリスク・ニッケル7.3%
ロジウム生産会社の世界市場シェアと業界ランキング(2021年)©ディールラボ

ロジウムの世界シェア(2021年)
ロジウムの世界シェア(2021年)

市場規模

アングロアメリカンプラチナによると、2021年のロジウム生産量は730千オンスです。二次利用も含めた供給量は1100千オンスです。

格付け機関のS&Pグローバルによると、2020年のロジウム生産量は905千オンスです。2021年には990千オンスへ増加する見込みです。自動車触媒向けの需要が強く、需要の約85%程度を占めると言われています。⇒参照したデータの詳細情報

ロジウムとは
ロジウム(rhodium)は白金族の中でも埋蔵量が少ないレアメタルです。プラチナやパラジウムもしくはニッケルの副産物として生産されます。南アフリカが主な生産国です。主に装飾品、窒素酸化物向けの自動車用触媒、工業用品用途で利用されます。

価格推移
Xトラッカーズ・フィジカル・ロジウムETCは、ロジウムの現物を担保として、米ドル・スポット価格に連動するチャートです。


ロジウム採掘生産会社の概要

Norilsk Nickel(ノリリスク・ニッケル)

Norilsk Nickel(ノリリスクニッケル)は、ロシアに本拠を置くニッケル・銅・パラジウム・プラチナ等の非鉄金属生産会社です。副産物としてコバルトも生産しています。大株主は、ロシアの財閥であるインターロス(Interros)やロシアのオリガルヒであるオレグ・デリパス氏率いるアルミニウム大手のルサール社です。同社が権益を保有するロシア北東のノリリスク-タルナフ地区は、世界最大のニッケル・銅・パララジウム鉱床です。アルミニウム製錬大手で、ルサールが筆頭株主です。ロンドン証券取引所に上場しています。ルサールは米国によるロシアの制裁の対象となっています。ロシアのKola (コラ)Divisionが主要鉱山です。

 

Sibanye Stillwater(シバニエスティルウォーター)

米国に本拠を置くプラチナ・パラジウム生産大手です。ニューヨーク証券取引所に上場しています。プラチナ以外にもロジウムやパラジウムに強みを持ちます。2016年にオーストラリアのプラチナ大手であるAquarius Platinum(アクエリアスプラチナ)、2019年にプラチナ生産大手のロンミンを買収しました。

Impala Platinum Holdings(インパラプラチナムナホールディングス)

南アフリカの本拠を置くパラジウム、プラチナ生産大手です。略称Implats(インパラ)です。2019年にカナダに本拠を置くプラチナ・パラジウム生産大手であるNorth American Palladium(ノースアメリカンパラジウム)を買収しました。

Northam Platinum(ノーザムプラチナ)

南アフリカに本拠を置くPG​​M生産会社です。プラチナ以外にもパラジウムやロジウムを生産します。南アフリカのブッシュフェルト、ゾンデラインデ鉱山やブイセンダル鉱山で生産をします。

African Rainbow Minerals (アフリカンレインボーミネラルズ)

1997年に南アフリカで設立された鉱山開発会社です。アングロアメリカン、インパラ、ロシアの資源大手であるNorilsk Nickel(ノリリスク・ニッケル)等とプラチナ生産を共同で行っています。白金族元素、鉄、石炭、銅、金などの鉱山を開発しています。

Anglo American Platinum(アングロアメリカンプラチナム)

南アフリカに本拠を置く世界最大のプラチナ生産会社です。ヨハネスブルグ証券取引所に上場しています。資源大手のAnglo American(アングロアメリカン)子会社です。

参照したデータの詳細情報について


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