船外機業界の世界シェアと市場規模

船外機(小型ボート向けの外付け可能なエンジン)の世界市場シェアと市場規模について分析をしています。ブランズウィック、ヤマハ発動機、スズキ、ホンダ、トーハツといった船外機メーカー大手の概要や動向も記載しております。

市場シェア

船外機メーカーの2021年度の売上高を分子に、後述する市場規模を分母にして、2021年の船外機業界の世界市場シェアを簡易に計算すると、1位はブランズウィック、2位はヤマハ発動機、3位はスズキとなります。(⇒参照したデータの詳細情報

船外機メーカーの世界市場シェアと業界ランキング(2021年)

順位会社名市場シェア
1位ブランズウィック45.9%
2位ヤマハ発動機18.9%
3位スズキ8.7%
4位ボルボ6.8%
5位ホンダ5.9%
6位トーハツ1.9%
船外機メーカーの世界市場シェアと業界ランキング(2021年) ©ディールラボ

船外機の世界市場シェア(2021年)
船外機の世界市場シェア(2021年)

1位は米国のブランズウィック、2位は日本のヤマハです。両社はレジャーボートやクルーザーの分野でも競合しております。

3位~5位は日本のスズキとホンダ、トーハツです。

なお、ホンダは空冷式の船外機を販売しておりますが、マリン事業の売上が非開示のため売上高は推計値となります。⇒参照したデータの詳細情報

市場規模

当サイトでは、2021年の船外機業界の市場規模を98億ドルとしております。参照した統計データは次の通りです。

調査会社のグローバルマーケットインサイツによると、2021年と2020年の同業界の市場規模は98億ドルと91億ドルです。2030年にかけて5.3%の成長を見込みます。

市場規模成長率
2021年98億ドル5.3%
2020年91億ドル5%
船外機業界の市場規模の推移 ©ディールラボ

船外機の仕組み

主にガソリンを燃料とした4ストロークエンジンの動力を用いて、ジェットポンプに水を吸収・噴流させて進みます。なお、船外機の2馬力以下、全長3.3m未満のボート(通称ミニボートと呼ばれています。正確には船の全長に0.9をかけた長さが 3 m未満かつ動力の出力が 1.5kw 未満)は、船舶免許が必要なく、また船舶検査も必要ありません。ミニボートは、ゴム製のもので数万円~10万円程度で、船外機も2馬力以下では12~13万円程度で購入できます。

Brunswick(ブランズウィック)

ブランズウィックは、1845年に設立された米国に本拠を置くプレジャーボートメーカーです。マーキュリー(Mercury)ブランドのボートエンジン(船外機)やプレジャーボートでは、日本の大手であるヤマハ発動機と競合しています。プレジャーボートはBoston Whaler、SeaRay、LUND、Harris、Bayliner、Crestliner、Cypress Cay等のブランドで展開しています。

ヤマハ発動機

1955年に設立された日本を代表する輸送機メーカーです。楽器を手掛けるヤマハとは源流が同じ兄弟会社です。バイク、プレジャーボート、オフロード車、スノービークル、電動アシスト自転車、ゴルフカートなど幅広い輸送機を手掛けていることが特徴です。さらに詳しく

スズキ

スズキは、1909年に鈴木式織機として設立された自動車、二輪車および船外機メーカーです、特に、軽自動車、小型車やオートバイに強みを有しております。海外ではインドの4輪市場では圧倒的な存在感を示しています。さらに詳しく

トーハツ

トーハツは1922年に設立された消防車ポンプや船外機メーカーです。もともとは2ストロークエンジンを搭載した二輪車の大手でした。

本田技研工業

1948年に本田宗一郎氏によって設立された日本の誇る自動車・オートバイメーカーです。乗用車では世界大手、オートバイでは世界最大手です。船外機、芝刈り機などのガーデニング機器、高級エアクラフト機であるホンダジェット、販売金融、人型のロボット開発(ASIMO)といった事業も手掛けています。さらに詳しく

ボルボ

Volvo(ボルボ)グループは、スウェーデンに本拠を置くトラック・建機メーカーです。1928年にトラックメーカーとして設立されて以降、現在もトラックの売上がグループ全体の約60%超を占めるなど、最大の事業部門となっています。さらに詳しく

参照したデータの詳細情報について


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