マイクロンテクノロジーは、1978年に創業された米国を代表するメモリーメーカーです。DRAMでは2013年に日本のエルピーダメモリを買収し世界最大手級となりました。NAND型フラッシュメモリーでも上位陣を追撃しています。SSD(小型高速記憶装置)の事業も拡大しています。
中国の紫光集団(チンファ・ユニグループ(Tsinghua Unigroup))が買収提案を打診しましたが、その後断念した経緯もあります。
業績推移(年次)
2021年度は増収増益となりました。働き方の変化によってデータセンター向けのメモリー需要が堅調に推移しました。

業績推移(四半期)
2022年2四半期(12ー2月)
売上高は前年同期比24.86%増の7,786百万ドルになりました。営業利益は前年同期比284.01%増の2,546百万ドルになりました。NANDフラッシュメモリ事業が好調に推移し、増収増益となりました。
2022年1四半期(9ー11月)
前年同期比増収増益となりました。1アルファDRAM、176層NAND製品、DDR5ソリューションの発売、垂直統合型Gen4 NVMeデータセンターSSDの導入、低消費電力DDR5Xの検証、AMDのRadeon RX 6000グラフィックスカード向けGDDR6などの販売が好調に推移しました。

マイクロンテクノロジーの四半期業績推移
事業構成
事業構成はDRAMとNANDフラッシュメモリーがメインです。
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M&A(合併買収)
商品サービスを補完するM&Aを積極的に行っています。
2012年 エルピーダメモリを買収
2013年 瑞晶電子を力晶半導体から買収
2016年 Inotera Memoriesを買収
2021年 テキサスインスツルメンツがマイクロンテクノロジーの300mmウエハー工場を買収
株主構成
インテルが主要株主の1社となっています。
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直近1年間の株価リターン
2022年07月03日の前営業日終値までの過去1年間の株価パフォーマンスを、インデックス(MSCIオールカントリー)の同期間のパフォーマンスと比較しています。
為替は現地通貨建(為替調整前)で計算をしております。
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