ブロードコムの市場シェアと事業詳細

Broadcom(ブロードコム)は、米国に本拠を置く無線や通信向けの半導体大手です。2015年にブロードコムをアナログ・デジタル半導体大手アバゴ・テクノロジーズ(Avago Technologies)が買収し、その後ブロードコムへと社名変更しました。2017年にクアルコム買収を提案しましたが、その後断念しています。

業績推移(年次)

2021年度は前年度比増収増益となりました。半導体とインフラソリューションの両事業ともに強い需要に支えられています。

ブロードコムの業績推移
ブロードコムの業績推移

業績推移(四半期)

2021年4四半期(8ー10月)の売上高は74億700万ドル、前年同期比15%増となりました。インフラストラクチャソフトウェアと半導体ソリューション事業で幅広い需要があります。

ブロードコムの四半期業績推移
ブロードコムの四半期業績推移

事業構成

半導体デバイスの開発製造とサーバ等のインフラ向けソフトウェアが主力事業です。

ブロードコムの売上構成(2021年度)
ブロードコムの売上構成(2021年度)

半導体ソリューション
セット・トップ・ボックス:ケーブル、衛星、インターネットプロトコルテレビ、オーバーザトップ、地上波のSTB向けに完全なSoCプラットフォームソリューションを提供しています。
ブロードバンドアクセスソリューション:DSL、ケーブル、PON、WLAN向けに、CPEとCOの両方に対応した完全なSoCプラットフォーム・ソリューションを提供します。
イーサネットスイッチング&ルーティング:データセンター、サービスプロバイダネットワーク、企業ネットワーク、組み込みネットワークアプリケーションに最適化された幅広いイーサネットスイッチングおよびルーティング製品を提供しています。
プロセッサー&コントローラー:プロセッサーはVoIP、電話、POSデバイス、企業や小売店のアクセスポイントやゲートウェイなど、さまざまな通信製品の高性能組み込みアプリケーション向けのSoCを提供します。また複数世代のイーサネットをサポートするイーサネットコントローラーも開発しています。
RF信号を増幅するだけでなく、選択的にフィルタリングすることがでる高周波半導体デバイスを開発製造しています。

インフラストラクチャーソリューション
メインフレーム向けのソフトウェアや法人向けのサイバーセキュリティ、ストレージ・エリア・ネットワーキング・ソリューションなどを提供しています。

直近のM&A(合併買収)

半導体分野のポートフォリオ強化やインフラソリューション分野での補完性のある事業を積極的にM&Aをしています。

2016年 ブロードコムを買収
2018年 CAテクノロジーズを買収
2018年 アプリケーションのセキュリティテストを行うVeracodeを投資ファンドのThoma Bravoへ売却
2019年 Symantecの法人向けセキュリティ事業を買収
2020年 サイバー・セキュリティー・サービス(CSS)事業をアクセンチュアに売却
2021年 負荷テストとパフォーマンステストを行うBlazeMeter Continuous Testingを投資ファンドに売却

直近1年間の株価リターン

ブロードコムとインデックスの株価リターン比較

2022年07月03日の前営業日終値までの過去1年間の株価パフォーマンスを、インデックス(MSCIオールカントリー)の同期間のパフォーマンスと比較しています。
為替は現地通貨建(為替調整前)で計算をしております。
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市場シェア

市場シェア

半導体業界の市場シェア・売上高ランキング・市場規模・再編の分析

半導体業界の世界市場シェア・売上高ランキング・市場規模・M&A(合併買収)について分析。インテル、クアルコム、マイクロン、サムスン電子、インフィニオン 、ブロードコム、NXP 、STマイクロエレクトロニクス、ソニー、ルネサスといった半導体メーカーの概要や動向も掲載。
2022.04.24