Magna International(マグナ・インターナショナル)の市場シェアと事業構成の分析

 

1957年に創業のカナダに本拠を置く自動車部品メーカーです。ボディ外装や構造、自動車シート、パワートレイン、自動車用電装品に強みを持ちます。自動車(完成車)製造受託の子会社も保有しています。2016年に変速機大手のドイツのゲトラグを買収しました。2021年に自動運転技術に強いスウェーデンのヴェオニアの買収を発表しました(その後断念)

業績推移

2021年度
売上高は前年度比11.01%増の36,242百万ドルになりました。営業利益は前年度比93.64%増の1,948百万ドルになりました。営業利益率は5.37%になりました。

2020年度
マグナの売上高は前期比17%減の326億ドルとなりました。減収の要因としては、新型コロナウィルスによる自動車販売台数の減少と一部事業部門(液圧コントロールシステム事業、Fluid Pressure Control System)を売却したことです。

マグナインターナショナルの業績推移

マグナインターナショナルの業績推移

事業構成

マグナの事業は、ボディ・エクステリア部門、パワー&ビジョン部門、シーティングシステム部門、完成車製造受託部門の4部門から構成されます。

マグナの売上構成(2021年度)

マグナの売上構成(2021年度)

ボディ・エクステリア部門
ボディ、シャシー、エクステリアシステム&モジュール、トリム&オートモーティブジュエリー、アクティブ エアロダイナミクス、エネルギー貯蔵システムを製造販売しています

パワー&ビジョン部門
電動化パワートレーン、従来のパワートレーン、パワートレイン・サブシステム・コンポーネント、ADAS・自動運転、制御モジュール、メカトロニクス、ミラー・オーバーヘッドコンソール、照明を製造販売しています

シーティングシステム部門
自動車、大型トラック、バス向けのシートを製造販売しています

完成車製造受託部門
マグナ子会社のマグナ・シュタイヤーでBMW、ダイムラー、ジャガー・ランドローバー、フィスカー(EVスタートアップ)向けに車両を生産しています。トヨタのGRスープラの生産受託も行なっています

過去のM&A

来るべきCASE時代に備えポートフォリオの入れ替えを積極的に行なっている印象です。

2016年 変速機大手のゲトラグを買収
2016年 車載通信大手のテレモーティブを買収
2019年 液圧コントロールシステム事業を売却
2020年 北京汽車と完成車生産受託の合弁会社を設立
2021年 LG電子とEV車載部品のJVの設立
2021年 自動運転技術に強いスウェーデンのヴェオニアを買収

買収マルチプルでは、売上高の概ね1〜2倍超で買収もしくは売却を行なっています。

マグナのM&A案件の売上高マルチプル推移

マグナのM&A案件の売上高マルチプル推移

株価推移


市場シェア

市場シェア

自動車シート業界の世界市場シェアの分析

自動車シート業界の世界市場シェアと市場規模について分析をしています。自動車シートメーカー世界大手であるリア・コーポレーション、アディエント、トヨタ紡織、フォルシア、マグナインターナショナル、ティ・エステック、ニッパツ、タチエスの動向についても掲載しています。
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