不二越の市場シェア・業績推移・売上構成・株価の分析

不二越は、1928年12月、富山市で工具メーカーとして創業しました。創立から10年、製鋼所を設立し、材料から商品までの一貫生産体制を確立しました。
高品質な材料をベースに工具、工作機械・ロボット、ベアリング・油圧機器、材料を手掛ける世界で唯一の会社です。
機械加工、ロボットなどのマシニング事業、ベアリング・油圧機器などの機能部品事業、材料・熱処理などの精密加工剤を供給するマテリアル事業などの複合・連環型のナチ・ビジネスで、「ものづくりの世界の発展に貢献」しています。

業績推移(年次)


2019年度
売上高は前年度比1%減の249,077百万円になりました。営業利益は12.79%減の13,348百万円になりました。営業利益率は5%になりました。

2020年度
売上高は前年度比19%減の201,055百万円になりました。営業利益は48.68%減の6,850百万円になりました。営業利益率は3%になりました。

2021年度
売上高は前年度比14%増の229,117百万円になりました。営業利益は114.86%増の14,718百万円になりました。営業利益率は6%になりました。

2022年度
売上高は前年度比13%増の258,097百万円になりました。営業利益は15.67%増の17,025百万円になりました。営業利益率は7%になりました。

2023年度
売上高は前年度比3%増の265,464百万円になりました。営業利益は30.26%減の11,873百万円になりました。営業利益率は4%になりました。

不二越の業績推移

不二越の業績推移

業績推移(四半期)


2023年第2四半期(3ー5月)
売上高は前年同期比11.82%増の69,439百万円になりました。営業利益は3,700百万円、営業利益率は5%になりました。

2023年第3四半期(6ー8月)
売上高は前年同期比2.68%減の64,906百万円になりました。営業利益は2,640百万円、営業利益率は4%になりました。

2023年第4四半期(9ー11月)
売上高は前年同期比5.80%減の65,294百万円になりました。営業利益は1,621百万円、営業利益率は2%になりました。

2024年第1四半期(12ー2月)
売上高は前年同期比9.85%減の59,338百万円になりました。営業利益は1,183百万円、営業利益率は2%になりました。

2024年第2四半期(3ー5月)
売上高は前年同期比14.49% 減の59,374百万円になりました。営業利益は1,159百万円、営業利益率は2%になりました。

不二越の四半期業績推移

不二越の四半期業績推移

EPS・1株配当・配当性向の推移


希薄化後EPSは前年度比46%減の276.92円になりました。1株当たりの配当は前年度と変わらず110.00円になりました。配当性向は40%になりました。

不二越のEPS・1株配当・配当性向の推移

不二越のEPS・1株配当・配当性向の推移

業績予想

2024年11月
今期の売上高は250,000百万円、営業利益は10,000百万円、営業利益率は4%を見込みます。

売上構成


セグメントは部品事業、機械工具事業、その他の事業に分類されます。セグメント別の売り上げ構成は以下の通りです。

不二越の売上構成(2023年度)

不二越の売上構成(2023年度)

部品事業
部品事業はベアリングおよび油圧機器を製造・販売しております。

機械工具事業
機械工具事業は工具、工作機械、ロボットを製造・販売しております。

その他の事業
その他の事業は特殊鋼の製造・販売、運送・情報処理関連のサービスを行っております。

M&A情報


2011年 100%出資子会社のフジコン都市開発を吸収合併
2012年 連結子会社であるナチサーモテックを吸収合併
2013年 連結子会社であるナチ山陽およびナチ九州を吸収合併
2020年 連結子会社である不二越情報システムを吸収合併

EN