ファナックの市場シェア・業績推移・事業構成・株価パフォーマンスの分析

ファナックは1972年に設立された日本を代表する産業ロボット・ファクトリーオートメーション大手です。産業用ロボットでは世界4強の一角を占め、産業用ロボットの累積販売台数では世界最大と言われています。工作機械用FA装置にも強く、中国市場の拡大を狙い上海電気集団と組みNC装置などの設備投資を拡大しています。

業績推移(年次)

中国事業の拡大を受け、2020年度増収増益となり、売上高営業利益率も20.2%へと回復しました。

ファナックの業績推移
ファナックの業績推移

業績推移(四半期)

2021年第2四半期(7ー9月)も工作機械市場の回復、特に自動車向けの回復を受け、前年同期比増収増益となっています。

ファナックの四半期業績推移
ファナックの四半期業績推移

事業構成

セグメントは大きくロボット、ファクトリーオートメーションと工作機械事業へと分かれます。

ファナックの事業構成(2020年度)

ファナックの事業構成(2020年度)

ファクトリーオートメーション
マシニングセンタ用、旋盤用、パンチプレス用、ナノCNC、一般産業機械用CNCといったCNCシステムやサーボモータの開発製造を行っています。

ロボット
協働ロボット、スカラロボット、アーク溶接ロボット、パレタイジングロボット、塗装ロボットなどの製造開発を行っています。

ロボマシン
小型切削加工機、電動射出成形機、ワイヤカット放電加工機、超精密ナノ加工機などの開発製造を行っています。

M&A(合併買収)の動向

自前での技術開発が基本戦略となっており、M&A(合併買収)は積極的に行っていません。

2003年 光和電装の買収
2018年 ライフロボティクスの買収

株価パフォーマンス

ファナックとインデックスの株価パフォーマンス比較

 

2022年01月22日の前営業日終値までの過去1年間の株価パフォーマンスを、インデックス(MSCIオールカントリー)の同期間のパフォーマンスと比較しています。
為替は現地通貨建(為替調整前)で計算をしております。
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市場シェア

市場シェア

産業用ロボット業界の世界市場シェアの分析

産業用ロボット業界の世界市場シェア、市場規模と再編について分析しています。産業用ロボットの2020年の世界市場シェアのランキングは、1位ABBの8.4%、2位ファナックの8.3%、3位コマウの6.3%となります。
2021.12.08