M&Aの対象となるリースやレンタル会社の分析

航空機リース分野で今後M&Aの対象となる可能性が高い会社

航空機リースの分野は、今後もエアライン会社が財務負担を軽減するために保有航空機のリースを活用する流れは続きそうです。M&Aも活発に行われています。

航空機リース業界の概略を理解するための関連サイト

社名:Nordic Aviation Capital(ノルディック・アビエーション・キャピタル)
本社所在地:デンマーク
買収した年:2015年
現在の株主:EQT
Nordic Aviation Capital(ノルディック・アビエーション・キャピタル)は、1990年にMartin Møller氏によってデンマークで設立された独立系の航空機リース会社です。リージョナルジェットやATRやボンバルディアのターボプロップのリースを強みとしています。70以上の航空会社に500機をリースしています。2015年にEQTが買収を行いました。2018年にシンガポールのGICが一部株式を買収しました。

社名:Fly Team
本社所在地:米国
買収した年:2021年
現在の株主:カーライル
Fly TeamはBBMAグループに属する航空機リース会社です。2021年にカーライルが買収しました。

自動車リース分野で今後M&Aの対象となる可能性が高い会社

自動車業界におけるモビリティの再定義によって、自動車リース業界でも再編が起こりつつあります。保有残高を競いつつ、次世代モビリティの拡充が欠かせません。M&Aが活発に行われています。

自動車リース業界の概略を理解するための関連サイト

社名:NEoT Green Mobility
本社所在地:フランス
出資を発表した年:2021年10月
現在の株主:3i
NEoTグリーンモビリティはゼロエミッションに向けて、電気バス、EV用バッテリー、充電インフラなどのリースを行う会社です。
※今後市場として拡大が見込まれるグリーンモビリティ関連資産に特化したリース会社です。

社名:LeasePlan
本社所在地:オランダ
買収した年:2016年
現在の株主:TDRキャピタル
LeasePlan(リースプラン)は、自動車リース会社の世界最大手の一角です。1963年に創業しました。1985年にABN-Amro(ABNアムロ)が買収、2004年にABNアムロがフォルクス・ワーゲン(VW)グループとサウジアラビアの投資ファンドに同社を売却しました。2016年に、TDRキャピタル、オランダの年金ファンド、デンマークの年金ファンド、シンガポールの政府系ファンドのGIC、アブダビ投資庁が共同で買収しました。買収総額は約4千億ドルです。約170万台の車両を有しています。約7300人の従業員で33ヶ国に展開しています。

社名:Zenith
本社所在地:イギリス
買収した年:2017年
現在の株主:ブリッジポイント
法人向けハイヤーと個人向けオートリースを展開しています。2017年に750百万ポンドで買収しました。

社名:Hellorider
本社所在地:オランダ
買収した年:2020年
現在の株主:NPMキャピタル
Hellorider(ハローライダー)は自転車のリースを行う会社です。NPMキャピタルが買収しました。

コンテナハウスや仮設施設リース分野で今後M&Aの対象となる可能性が高い会社

社名:ALGECO
本社所在地:フランス
買収した年:2004年
現在の株主:ALGECOキャピタル
ALGECO(アルゲコ)は、フランスに拠点をおくコンテナハウス・モジュールスペースのリース会社です。2004年に、ALGECOキャピタルが、ドイツの旅行代理店大手であるTui(トゥイ)より同社株式の約67%を約320百万ユーロで買収しました。仮設住宅、工事現場の施設、オフィス内のモジュラースペース等の敷設やリースを行っています。約24万個、金額ベースでは約20億ユーロの簿価のコンテナユニットを保有し、大陸欧州、英国、オーストラリア、ニュージーランド等の約3万5千社への顧客に展開しています。同分野においては欧州では最大手、北米やアジアでも大手の一角です。2017年の売上高は約967百万ユーロ、EBITDAは230百万ユーロとなっています。2019年度には、北米のリモートアコモデーション運営事業をTarget Hospitality(ターゲット・ホスピタリティ)として分社化・上場を果たしました。

社名: Modulaire Group
本社所在地: イギリス
買収した年: 2021年
現在の株主: Brookfield
Modulaire Groupは、公共団体や建設会社などに仮設施設などのリースを行う会社です。2021年にブルックフィールドが買収しました。

社名:Williams Scotsman(ウィリアムス・スコットマン)
本社所在地:米国
現在の株主:TDRキャピタル
Williams Scotsman(ウィリアムス・スコットマン)は、米国に本拠を置くコンテナ型のスペース・倉庫のプロバイダーです。約10万のコンテナを保有し、米国、カナダ、メキシコで展開しています。TDRキャピタルが買収しました。

その他リース分野で今後M&Aの対象となる可能性が高い会社

社名:Aramsco
本社所在地:米国
買収した年:2018年
現在の株主:Odyssey Investment Partners
Aramscoは個人用防具や特殊化学品といったといった機器をレンタルする会社です。Odyssey Investment Partnersが買収をしました。