自転車業界の世界市場シェアの分析
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自転車業界の世界市場シェアの分析

自転車業界の世界シェアランキングと市場規模について分析をしています。ポン・バイク、シマノ、巨大機械工業、アクセルグループ等の世界の主要な自転車メーカーの動向も掲載しています。

【自転車業界の市場シェア+ランキング】

自転車業界の2025年度の売上高⇒参照したデータの詳細情報を分子に、また後述する業界の市場規模を分母にして、2025年の自転車業界の市場シェアを簡易に試算しますと、1位はポン・バイク、2位はシマノ、3位は巨大機械工業となります。

自転車業界の市場規模の成長予想 ©2026 Deallab
*Fitch Ratingsの最新データより算出

順位 Company name
(English)
企業名(日本語) 市場シェア
1位 Pon.Bike ポン・バイク 2.80%
2位 SHIMANO INC. シマノ 2.63%
3位 GIANT MANUFACTURING CO., LTD. 巨大機械工業 1.98%
4位 Accell Group* アクセルグループ* 1.02%
5位 MERIDA INDUSTRY CO., LTD. メリダ・インダストリーズ 1.01%
6位 Panasonic Cycle Technology Co., Ltd. パナソニックサイクルテック 0.40%
7位 Brompton Bicycle Inc. ブロンプトン 0.20%
8位 Bridgestone Cycle Corporation ブリヂストンサイクル 0.20%
9位 TUBE INVESTMENTS OF INDIA LIMITED チューブ・インベストメント 0.10%
自転車の世界市場シェアと業界ランキング(2025年) ©2026 Deallab
*Fitch Ratingsの最新データより算出 

自転車業界世界ランキング2025年の1位は日本を代表する自転車の変速機メーカー、シマノです。
欧米市場の在庫調整に一定の進展が見られたものの、国内市場では完成車価格の高騰が響き、需要の低迷に伴う苦戦を強いられました。

2位はオランダを拠点に世界の業界をリードする完成車企業のポン・バイクです。
CervéloやCannondaleなど、複数の高級ブランドを擁し、厳しい市場環境下でも安定した経営基盤を維持しました。

3位は中国の巨大機械工業(ジャイアント)です。
米国による輸入一時停止措置や中国市場の反動減が業績の重荷となったものの、下半期には過剰在庫の調整がようやく一段落を迎えました。

4位はオランダのアクセルグループです。
コロナ特需の反動による在庫過剰に最も苦しんだ一社であり、2025年は巨額の債務削減に合意したほか、伝統的なオランダ工場での製造を縮小してハンガリーへ全面移管するなど抜本的な構造改革を敢行しました。

5位は台湾を代表する完成車メーカーのメリダ・インダストリーズです。

6位は日本のパナソニックサイクルテックで、欧州の主要パーツディーラーとの戦略的提携や、現地見本市での次世代軽量・高出力モーター発表を通じて海外のE-bike市場へ本格攻勢をかけました。

7位は英国のブロンプトンです。世界的な値下げ競争の煽りを受けて利益が激減した一方、歴史上初となる20インチの大型ホイールモデルを投入する大胆なイノベーションを見せました。8位には電動アシストや通学車に強みを持つ日本のブリヂストンサイクルが続きました。

【自転車業界の世界市場規模】

当データベースでは、2025年の自転車業界の市場規模を835億ドルとしております。参照した各種調査データは次の通りとなります。

調査会社モルドール・インテリジェンスによると、2023年の同業界の市場規模は835.0億ドルです。2026年から2031年にかけて年平均10.35%で成長し、規模は921.4億ドルから1,507.7億ドルへと拡大することを見込んでいます。

調査会社フォーチュンビジネスインサイツによると、2025年の同業界の市場規模は338.7億ドルです。2026年から2031年にかけて年平均4.8%で成長し、規模は358.3億ドルから521.9億ドルへと拡大することを見込んでいます。

市場規模 成長率見込み
2025 835億ドル
2026 921億ドル
2031 1,508億ドル 10.35%

自転車業界の市場規模の成長予想 ©2026 Deallab

【M&Aの動向】

2018年 ブリヂストンサイクル株式会社は、ブリヂストンサイクル東日本販売株式会社とブリヂストンサイクル西日本販売株式会社を吸収合併することを決定
2019年 メリダ・インダストリーは株式会社モリタホールディングスから株式会社ミヤタサイクルの株式25%を取得。ミヤタサイクルは2020年7月にメリダジャパン株式会社に名称変更及び会社分割。
2022年 ポン・ホールディングスがドレル・スポーツを8億1000万ドルで買収完了
2022年 株式会社シマノはサイクリング用アパレル販売の米国子会社DASHAMERICA, INCをShock Doctor, Inc.に譲渡
2022年 KKRはアクセル・グループの買収に15億6000万ユーロで同意
2023年 チューブ・インベストメントとPremji Invest社がLotus Surgicals社買収で提携
2024年 巨大機械工業、Stages Cyclingを買収
2024年 フォルクスワーゲン(VW)とポン・バイク、「BMS」の共同支配権を取得
2026年 Dutech Group、アクセル・グループを買収

【会社の概要】

ポン・バイク(Pon.Bike)

ポン・バイクはオランダのPon Holdings傘下の自転車事業会社で、世界的なプレミアム自転車ブランドを多数展開しています。
Gazelle、Cervélo、Santa Cruz、Urban Arrow、Velorettiなど20以上のブランドを保有し、欧州および北米を中心に事業を拡大しています。電動アシスト自転車の比率が高く、企業向けモビリティサービス「Lease a Bike」も提供しています。

シマノ(Shimano)

シマノは大阪府堺市に本社を置く世界的な自転車部品メーカーです。
主要事業は自転車部品、釣具、ローイング機器の3分野で構成されています。自転車部品ではDURA‑ACE、ULTEGRA、105、XTRなどのコンポーネントを展開し、精密加工技術を基盤とした製品開発を強みとしています。

巨大機械工業(Giant Manufacturing / Giant Group)

巨大機械工業は台湾に本社を置く世界最大級の自転車メーカーです。
1972年に創業し、台湾、中国、オランダ、ハンガリー、ベトナムなどに製造拠点を持っています。GIANTブランドはロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクなど幅広い製品を展開し、軽量アルミやカーボン技術などの独自開発を強みとしています。

アクセルグループ(Accell Group)

アクセルグループはオランダのアムステルダムに本社を置く欧州最大級の自転車企業です。
Haibike、Winora、Ghost、Batavus、Koga、Lapierre、Raleigh、Sparta、Babboeなど多数のブランドを傘下に持ち、特にe-bike分野で欧州市場をリードしています。欧州18か国で事業を展開し、80か国以上で販売しています。

メリダ・インダストリーズ(MERIDA)

メリダは台湾の大手自転車メーカーで、1972年に創業しました。
年間150万台以上を製造し、REACTO、SCULTURA、BIG.NINEなどの主要モデルを展開しています。ドイツに技術拠点を持ち、欧州市場でのプレゼンスが高いことが特徴です。

パナソニックサイクルテック

パナソニックサイクルテックはパナソニックグループの自転車製造子会社です。
1952年に設立され、電動アシスト自転車の国内トップブランドとして「Gyutto」「ViVi」「XEALT」などを展開しています。また、日本製オーダーバイク「POS(Panasonic Order System)」を提供し、国内製造の品質を強みとしています。

ブロンプトン(Brompton Bicycle)

ブロンプトンはイギリス・ロンドンに本社を置く折りたたみ自転車メーカーです。
1975年に創業し、現在もロンドンの工場でハンドメイド生産を行っています。C Line、P Line、T Line、Electric Lineなどのモデルを展開し、独自の折りたたみ構造と携帯性の高さを特徴としています。

ブリヂストンサイクル

ブリヂストンサイクルはブリヂストングループの自転車製造会社です。
電動アシスト自転車「Assista」、子乗せモデル「bikke」、通学車「アルベルト」など幅広いラインアップを展開しています。競技用ブランド「ANCHOR」も展開し、耐久試験や独自基準による高品質設計を強みとしています。

9. チューブ・インベストメント(Tube Investments of India / TI Cycles)

チューブ・インベストメントはインドのMurugappa Group傘下の工業企業です。
自転車部門「TI Cycles」は1949年に設立され、Hercules、BSA、Montraなどのブランドを展開しています。インド国内で高いシェアを持ち、日常用からスポーツ車まで幅広い製品を提供しています。

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