日立建機の市場シェアと業績推移の分析

1970年に設立された日本を代表する大手建機メーカーです。日立製作所の上場関連会社でもあります。油圧やミニショベル、ホイールローダー、破砕機、建機向けのアタッチメント、道路機械、マイニング機械やダンプの製造・販売を手掛けています。2016年に豪州の鉱山機器向け消耗品に強みを持つブラッドケンや米国の鉱山機械部品を手掛けるH-Eパーツを買収しました。2022年に伊藤忠と日本産業パートナーズが日立製作所より日立建機持分の26%を買収しました。

業績推移(年次)

2020年度は油圧ショベルの中国での減速が響き前年度比減収増益となりました。

日立建機の業績推移(FY2016~FY2020)
日立建機の業績推移(FY2016~FY2020)

業績推移(四半期)

2021年第2四半期(7ー9月)は世界的なインフラ投資で建設機械が堅調で第1四半期に比べ増収増益となりました。

日立建機の四半期業績推移
日立建機の四半期業績推移

事業構成

主力は建機です。

日立建機の売上構成(2020年度)
日立建機の売上構成(2020年度)

建機事業
ミニショベル、ミニホイールローダ、油圧ショベル、ホイールローダ、道路機械、タイヤローラ、振動ローラ、リジッドダンプトラック)、解体・破砕機、金属リサイクル機、環境・リサイクル機、林業機

ソリューション事業
ダンプトラック自律走行システム、鉱山運行管理システム、故障予兆システムConSite

M&A(合併買収)の動向

建機事業の製品・地域補完や強化を目指した買収を行っています。

2012年 フォークリフト子会社TCMをユニキャリア(現在は三菱重工の子会社)へ売却
2014年 川崎重工から建機子会社を買収
2016年 建機部品メーカーのブラッドケンを買収
2016年 米国の鉱山機械サービスの米H-Eパーツを買収
2021年 ABBと電動ダンプの共同開発
2021年 ジョンディアとの業務提携を解消
2022年 日立製作所が持分の26%を伊藤忠・日本産業パートナーズへ売却

株主構成

日立製作所の上場子会社にあたります。2022年中に持分の26%を売却し、連結子会社から外れる予定です。

日立建機の株主構成(直前期末時点)
日立建機の株主構成(直前期末時点)

株価パフォーマンス

日立建機とインデックスの株価リターン比較

2022年01月22日の前営業日終値までの過去1年間の株価パフォーマンスを、インデックス(MSCIオールカントリー)の同期間のパフォーマンスと比較しています。
為替は現地通貨建(為替調整前)で計算をしております。
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市場シェア

市場シェア

建設機械・建機業界の市場シェアの分析

建設機械・建機メーカーの市場シェア(世界シェア)と市場規模について分析しています。キャタピラー、 コマツ、三一重工、テレックス、日立建機、ボルボ、徐工集団など世界大手建機・重機メーカーの概要や動向も掲載しています。
2022.01.17