日本郵船は、1885年に岩崎弥太郎氏が設立した郵便汽船三菱会社と渋沢栄一が設立した共同運輸会社の合併により誕生した海運会社です。コンテナ船、LNG船、ドライバルク輸送、自動車輸送、フォワーディング、港湾運営や物流事業まで手がけています。日本の海運大手の一角で、グローバルではザ・アライアンスの一員です。
業績推移(年次)
2020年度は前年度比減収増益となりました。新型コロナウィルスの影響で物流量は減りましたが、人手不足や港湾の混乱から輸送料金が増加し増収となりました。

業績推移(四半期)
2021年度第3四半期(10~12月)は、前年同期比増収増益となりました。北米を中心に貨物需要が増加し、貨物用や運賃ともに高水準で推移したことが主因です。

日本郵船の四半期業績推移
EPS成長率
2019年度以降、希薄化後EPSは増加傾向にあります。

売上構成
不定期船やONEを通じたコンテナ船運航事業が主軸となります。
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不定期専用船
自動車輸送、ドライバルク輸送、エネルギー輸送/原油・石油製品・ケミカル・LPG・LNG、海洋/資源開発などの分野で運航サービスを提供しています。
定期船
コンテナ船/Ocean Network Express 、海上貨物輸送、コンテナターミナル運営、荷役サービスなどを提供しています。
航空運送
貨物航空サービスを提供しています。
物流
郵船ロジスティクスを通じてフォワーディンサービスを提供しています。
不動産
丸の内にある郵船ビルディングを活用した不動産事業を行っています。
その他
日本船「飛鳥」を通じて客船を運航しています。
直近のM&A(合併買収)
コンテナ船やロジスティクス分野の強化を目指したM&Aを行っています。
2014年 デンマークの海運大手ジェイ・ローリッツェンから深海原油輸送事業を買収
2017年 川崎汽船、商船三井とコンテナ船事業を統合し、Ocean Network Expressを設立
2018年 郵船ロジスティクスを子会社化
2019年 三菱倉庫と共同持株会社設立
直近1年間の株価リターン
2022年05月18日の前営業日終値までの過去1年間の株価パフォーマンスを、インデックス(MSCIオールカントリー)の同期間のパフォーマンスと比較しています。
為替は現地通貨建(為替調整前)で計算をしております。
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