Cardinal Health(カーディナルヘルス)は、1979年に設立された米国に本拠を置く世界大手の医薬品卸・医療機器メーカーです。卸分野では放射性医薬品に強みを持ちます。使い捨て型の手術用手袋、不職布等の感染防御製品に強みを持ちます。ニューヨーク証券取引所に上場をしています。
2022年度
売上高は前年度比11.63%増の181,364百万ドルになりました。営業利益は前年度比-232.31%の-606百万ドルになりました。営業利益率は-0.33%になりました。
2021年度
医薬品卸事業と医療機器事業ともに前年度比増収となりました。一方で在庫引当金を計上したため営業利益率が低下し、前年同期比減益となりました。
カーディナルヘルスの業績推移
2022年7-9月
売上高は前年同期比12.82%増の49,603百万ドルになりました。営業利益は137百万ドルになりました。営業利益率は0.3%になりました。
2022年4-6月
売上高は前年同期比10.61%増の47,103百万ドルになりました。営業利益は前年同期比-75.84%の36百万ドルになりました。営業利益率は0.1%になりました。
2022年1-3月
売上高は前年同期比14.16%増の44,836百万ドルになりました。営業利益は-97百万ドルになりました。営業利益率は-0.2%になりました。
2021年10-12月
メディカル事業での減損やサプライチェーンでの制約の影響が大きく、前年同期比増収減益となりました。
2021年7-9月
在庫引当金もなくなり前年同期比増収減益となりました。
カーディナルヘルスの四半期業績推移
2022年度
希薄化後EPSは前年度比-260.58%増のドルになりました。
カーディナルヘルスの希薄化後EPSの推移
医薬品卸と医療機器製造販売が事業の柱となっています。
カーディナルヘルスの売上構成(2022年度)
医薬品卸事業
ジェネリック医薬品、特殊医薬品、一般用医薬品などのディストリビューションを行っています。
医療機器事業
カーディナル・ヘルス・ブランドの医療用製品、外科用製品、検査用製品を製造、仕入、販売しています。主な製品は診察・手術用手袋、針・注射器・シャープの廃棄、圧迫、失禁、栄養供給、創傷ケア、使い捨て手術用ドレープ・ガウン・アパレル、液体吸引・収集システム、泌尿器、手術室用品、電極製品ラインなどとなります。
地域や商品面での補完を目指したM&Aを積極的に行っています。
2017年 Medtronicから患者ケア事業を買収
2017年 Navidea Biopharmaceuticalsから放射性医薬品画像診断薬の北米権利を買収
2021年 カテーテルやステントなどの医療機器を製造するCordis事業をHellman & Friedmanへ売却