三菱倉庫の市場シェアと株価パフォーマンスの分析

1887年に設立された物流会社です。社名の通り倉庫を軸とした陸上、港湾、フォワーディングといった物流に強みを持ちます。三菱グループの中でも5番目に古く設立された会社です。

年次業績推移

2021年度
売上高は前年度比20.35%増の257,230百万円になりました。営業利益は-39.38%の17,984百万円になりました。営業利益率は6.99%になりました。

2020年度
減収となりましたが、営業利益率は改善しています。過去5年間安定した売上高と営業利益率を維持しています。

三菱倉庫の年次業績推移

三菱倉庫の年次業績推移

四半期業績推移

2022年7-9月
売上高は前年同期比28.59%増の78,076百万円になりました。営業利益は17.99%増の5,674百万円になりました。営業利益率は7.27%になりました。

2022年4-6月
売上高は前年同期比33.86%増の76,187百万円になりました。営業利益は143.10%増の6,306百万円になりました。営業利益率は8.28%になりました。

三菱倉庫 四半期業績推移

三菱倉庫 四半期業績推移

事業構成

三菱倉庫の売上構成(2021年度)

三菱倉庫の売上構成(2021年度)

会社名のとおり、倉庫を軸とした物流事業が事業の中心ですが、倉庫用地の転用を含めた不動産開発なども手掛けています。

市場シェア

株主提案

公開株主提案の定期レビュー オアシスと三菱倉庫編

2020年5月に物言う株主のオアシスが三菱倉庫に対して公開株主提案を行いました。同年の株主総会においてオアシスの株主提案は否決されましたが、オアシスの株主提案の論拠となった三菱倉庫の財務数値が株主提案を経てどのように変化しているかについて定期的にレビューをしています。
市場シェア

宅配便・物流業界の世界市場シェアの分析

宅配便・物流業界の市場シェア、市場規模と業界の再編について分析をしています。ドイツポスト、UPS、日本郵便、ヤマト、DHL、DBシェンカー、 キューネ・アンド・ナーゲルといった大手物流企業の概要や動向も掲載しています。