フェデックスの市場シェアと事業内容の分析

FedEx(フェデックス)は1971年にフレデリック・W・スミス氏によって設立された米大手総合物流会社です。同氏がイエール大学の学生時代に提出した拠点空港を利用したハブ・アンド・スポーク理論を社会実装した航空輸送や国際宅配便ネットワークに強みを持ちます。国際エクスプレス配送はDHLと首位の座を競っています。2016年には欧州同業のTNTエクスプレスを買収し、欧州にも強固な基盤を有しています。

業績推移(年次)

2021年度
売上高は前年度比11.38%増の93,512百万ドルになりました。営業利益は前年度比14.29%増の6,245百万ドルになりました。営業利益率は6.68%になりました。

2020年度
売上高は巣籠り消費によるEC配送需要が好調で増収増益となりました。

フェデックスの業績推移

フェデックスの業績推移

業績推移(四半期)

2022年6-8月
売上高は前年同期比5.63%増の23,242百万ドルになりました。営業利益は前年同期比-14.81%の1,191百万ドルになりました。営業利益率は5.1%になりました。

2022年3-5月
売上高は前年同期比8.11%増の24,394百万ドルになりました。営業利益は前年同期比37.04%増の1,924百万ドルになりました。営業利益率は7.9%になりました。

2021年9ー11月
世界的なサプライチェーンの混乱の一因となった配達員採用難というマイナス影響があったものの、すべての輸送セグメントで出荷当たりの収入が増加したことにより、 改善しました。

2021年6ー8月
配達員の採用難から人件費が増加し、前年同期比増収減益となりました。

フェデックスの四半期業績推移

フェデックスの四半期業績推移

事業構成

国際エクスプレス・便宅配便、陸運、貨物輸送事業が主軸となります。

フェデックスの売上構成(2021年度)

フェデックスの売上構成(2021年度)

宅配便事業
エクスプレス輸送会社として、時間指定の配送を提供しています。220以上の国と地域へ郵便物や宅配便を届けています。

陸運事業
米国とカナダで行っている小口の貨物輸送サービスです。

貨物輸送事業
トラック貨物よりも小口の貨物や重量があり、かさばる貨物の配送サービスを行っています。主に米国内のサービスです。

M&A(合併買収)の動向

物流基盤の補完構築に向けたM&Aを積極的に行っています。

2016年 オランダのTNTエクスプレスを買収
2017年 在庫調査を行うNorthwest Researchを買収
2018年 イギリスのeコマース宅配を行うP2P Mailingを買収
2019年 イスラエルのFlying Cargo Groupから国際配送事業を買収
2020年 eコマースプラットフォームShopRunnerを買収

株主構成

創業者のフレデリックスミス氏も引続き大株主となっています。

直近1年間の株価リターン

フェデックスとインデックスの株価リターン比較

2022年11月27日の前営業日終値までの過去1年間の株価パフォーマンスを、インデックス(MSCIオールカントリー)の同期間のパフォーマンスと比較しています。
為替は現地通貨建(為替調整前)で計算をしております。
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市場シェア

市場シェア

宅配便・物流業界の世界市場シェアの分析

宅配便・物流業界の市場シェア、市場規模と業界の再編について分析をしています。ドイツポスト、UPS、日本郵便、ヤマト、DHL、DBシェンカー、 キューネ・アンド・ナーゲルといった大手物流企業の概要や動向も掲載しています。