Costco(コストコ)は、米国に本拠を置く会員制ディスカウントストアです。サンディエゴの飛行機格納庫を改装した倉庫店舗が発祥です。生鮮食品、日用品、雑貨など幅広い商品を取り扱っています。米国やカナダが主力事業ですが、日本でも展開しています。
2019年度
売上高は152,703百万ドルで、前年度比8%増となりました。営業利益は4,737百万ドルになりました。営業利益率は3.1%になりました。売上高の増加は、同一店比較売上高が 6% 増加したことと、新たに店舗がオープンしたことが要因です。同一店比較売上高が増加したのは、ショッピング頻度の増加によるものです。
2020年度
売上高は166,761百万ドルで、前年度比9%増となりました。営業利益は5,435百万ドルになりました。営業利益率は3.3%になりました。売上高の増加は、同一店比較売上高が 8% 増加したことと、新たに店舗がオープンしたことが要因です。
2021年度
売上高は195,929百万ドルで、前年度比17%増となりました。営業利益は6,708百万ドルになりました。営業利益率は3.4%になりました。売上高の増加は、同一店比較売上高が 16% 増加したことと、新たに店舗がオープンしたことが要因です。すべての主要商品カテゴリの売上高が増加しましたが、非食品カテゴリの売上高は特に好調でした 。 倉庫事業やその他の事業(主に電子商取引とガソリン)の売上増加も好調でした。同一店比較売上高が増加したのは、ショッピング頻度の増加によるものです。
2022年度
売上高は226,954百万ドルで、前年度比16%増となりました。営業利益は7,793百万ドルになりました。営業利益率は3.4%になりました。売上高の増加は、同一店比較売上高が 14% 増加したことと、新たに店舗がオープンしたことが要因です。売上高は、中核商品カテゴリーで 15,830 ドル増加し、倉庫補助事業およびその他の事業で 14,848 ドル増加しました。 同一店比較売上高が増加したのは、インフレや為替の影響と、ショッピングの頻度が増加したことが要因です。
2023年度
売上高は242,290百万ドルで、前年度比7%増となりました。営業利益は8,114百万ドルになりました。営業利益率は3.3%になりました。売上高の増加は、同一店比較売上高が 3% 増加したことと、新たに店舗がオープンしたことが要因です。食料品・雑貨・生鮮食品を中心とした主力商品カテゴリーでは売上高が7%増加した一方で、非食品の売上高は減少しました。倉庫事業においては薬局、フードコート、旅行関連が牽引し、5%の売上増となりました。同一店比較売上高が増加したのは、ショッピング頻度の増加によるものです。
2024年第1四半期(09ー11月)
売上高は57,799百万ドルになりました。営業利益は1,984百万ドル、営業利益率は3.4%になりました。
希薄化後EPSは前年度比8%増の14.16ドルになりました。1株当たりの配当は前年度比14%増の3.84ドルになりました。配当性向は27%になりました。