印刷業界で再編対象となる可能性のある会社の分析

印刷業界で、今後の再編の要となる投資ファンドが保有している会社についてロングリストを作成しています。印刷機器製造、ラベル印刷、デジタル印刷、印刷受託といった分野で、投資ファンドによるエグジットの動きが予想されます。
なお、本記事の作成日以降にM&Aによって下記会社が買収されている可能性もありますことを予めご了承下さい。

印刷業界で今後エグジットが予想される会社

ラベル印刷

プラチナムエクイティは、2018年に1966年に北米で設立されたラベル印刷・印刷機器製造会社であるWS Packaging Group(WSパッケージンググループ)を360百万米ドルでJ.W. Childs Associatesから買収を行いました。2019年にはラベル印刷大手であるMulti-Color Corporation(マルチカラーコーポレーション)の非上場化を行いました。同社は、北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、中国、東南アジア、オーストラリア、ニュージーランドの国内および食品および飲料、ヘルスケア、専門消費者向け等の顧客に、感圧性、インモールド、シュリンクスリーブの包括的な最新ラベル技術を提供しています。

All4Labels(オールフォーラベルス)
2016年にバウムガルテン、RAKO、X-labelが合併し、2018年にNuceria Groupが株式取引に統合されて設立されました。パーソナルケア、在宅ケア、食品および飲料、医薬品などの顧客向けにラベル印刷を提供しています。Triton Partnersが買収しました。

Fort Dearborn(フォート・ディアボーン)
イリノイ州エルクグローブに本社を置く、消費財企業向けのプライムラベルのサプライヤーです。 飲料、食品、家庭用品、栄養補助食品、塗料、コーティング、パーソナルケア、蒸留酒に関する装飾ラベルを提供しています。アドベントインターナショナルが2016 年に買収しました。 推定企業価値は 830 億ドルです。

大判印刷

Circle Graphics(サークルグラフィック)は、米国に本拠を置き、看板からキャンバスラップ、ビジネスサイネージなどの大判デジタル印刷を手掛けています。HIGキャピタルが2019年10月 に買収をしました。

印刷アウトソーシング

Digital Room(デジタルルーム)
米国に本拠を置く、中小企業で印刷が必要なマーケティング素材への印刷をオンラインで手配する会社です。HIGキャピタルが2018年1月 にInsight Partnersから買収をしました。

Office Total (オフィーストータル)
印刷受託サービス提供会社です。ブラジルに本拠をおき、企業から印刷アウトソーシングを請け負っています。プリンターのレンタルや販売も手掛けています。HIGキャピタルが2014年4月 に買収をしました。

書籍印刷

LSC
北米に本拠を置く書籍印刷・コンテンツ作成支援会社です。印刷だけでなく、配送やマーケティングの支援、写真スタジオ、デジタル化といったサービスも提供しています。アトラスホールディングスが買収しました。