すららネットの市場シェアと株価の分析

すららネットの市場シェアと株価の分析

すららネットは、2008年に設立されたオンライン学習教材を塾や学校などに提供する湯野川氏率いるエドテック系企業です。2017年に東証に上場し、増収増益基調を継続し、財務内容も健全です。小学校低学年から高校生向けに、オンライン学習教材「すらら」やクラウド型教材「すららドリル」を提供しています。アダプティブラーニングやゲーミフィケーションを活用した教材に強みがあります。

業績推移(年次)

2021年度
売上高は前年度比18.38%増の1,953百万円になりました。営業利益は-3.59%の521百万円になりました。システム開発費、人件費増が減収を主因です。

2022年3月31日の同社業績予想(FY22)では、売上高は2,426百万円、営業利益は476百万円と、二期連続の増収減益を見込んでおります。

すららネットの業績推移
すららネットの業績推移

業績推移(四半期)

2022年第2四半期(4-6月)
売上高は前年同期比18.75%増の504百万円になりました。営業利益は-14.80%の64百万円になりました。営業利益率は12.8%になりました。eラーニング事業において、塾マーケットでは、新規顧客の開拓について堅調に推移しました。

2022年第1四半期(1-3月)
売上高は前年同期比11.52%増の559百万円になりました。営業利益は25.71%増の231百万円になりました。営業利益率は41.3%になりました。政府のGIGAスクール構想と、新型コロナウイルス感染症拡大などの影響により、オンライン学習の普及が拡大し増収増益になりました。

2021年第4四半期(10-12月)
売上高は前年同期比6.42%増の538百万円になりました。営業利益は-27.97%の108百万円になりました。FY21通期と同様に四半期ベースでも増収減益になっています。

すららネットの四半期業績推移

すららネットの四半期業績推移

EPS成長(年次)

希薄化後のEPSは前年度比増加しています。

すららネットの希薄化後EPSの推移
すららネットの希薄化後EPSの推移

EPS成長(四半期)

2022年第2四半期(4-6月)
希薄化後EPSは前年同期比-40.32%の6.04円になりました。

2022年第1四半期(1-3月)
希薄化後EPSは前年同期比24.47%増の24.82円になりました。

すららネットの希薄化後EPS(四半期)の推移

すららネットの希薄化後EPS(四半期)の推移

業績予想

2022年8月5日に業績の下方修正を発表しました。通塾の自粛に伴う生徒数の減少や学校向けに自治体等の契約が獲得できなかったことが原因です。
修正後の今期の売上高は2,120百万円、営業利益は417百万円、営業利益率は19.67%、1株配当は0円を見込みます。
売上高の業績予想に対するの進捗率は51.75%です。営業利益の業績予想に対する進捗率は81.40%です。営業利益率は予想より11.27%上回っています。

株主構成

創業者兼経営者でもある湯野川氏や柿内氏が引き続き上位株主になっています。

株主構成(直前期末時点)
株主構成(直前期末時点)

過去のM&Aや業務提携

  • 2016年 マイナビと資本提携
  • 2017年 凸版印刷と資本提携
  • 2020年 NECなどとドリル教材「ピタドリ」を提供
  • 2022年 学習アプリ提供のファンタムスティックを子会社化

関連記事

グロースラウンド

時価総額500億円の壁を超えるための成長戦略 すららネット編

すららネットがさらなる成長をし、機関投資家の投資対象基準といわれる「時価総額で500億円を超える」ためには、どのようなM&A戦略を行うべきかについて考察をしています。
株主提案

もし私がすららネットの社長だったら

すららネットの企業価値向上を支援したい人や企業が集まった株主コミュニティー掲示板です。