フリーポートマクモランの市場シェアと株価パフォーマンス分析

Freeport-McMoRan(フリーポートマクモラン)は、1987年に設立された世界最大級の米国の銅・モリブデン採掘・製錬会社です。2006年に同業のフェルプス・ドッジを買収しました。銅鉱山では米国アリゾナ州のMorenci(モレンシー)、ペルーのCerro Verde(セロ・ベルデ)、インドネシアのGrasberg(グラスバーグ)鉱山を運営しています。コンゴ民主共和国に保有していたコバルト権益は中国企業のチャイナモリブデンへ売却しました。

業績推移(年次)

2020年度の売上高は142億ドル、営業利益は23億ドルでした。銅の採掘量は減少しましたが、銅価格が上昇したことで前年度比減収増益となりました。

フリーポートマクモランの業績推移(FY2016-2020)
フリーポートマクモランの業績推移(FY2016-2020)

業績推移(四半期)

2021年第3四半期(7ー9月)は、景気回復を反映し、主力の銅が販売量の拡大、銅の価格も上昇したため前年同期比増収増益となりました。

フリーポートマクモランの四半期業績推移
フリーポートマクモランの四半期業績推移

事業構成

米国、ペルー及びインドネシアの鉱山が主軸となります。コバルト採掘から撤退し、現在は銅がメインの鉱物となっています。

フリーポートマクモランの売上構成(2020年度)
フリーポートマクモランの売上構成(2020年度)

M&A(合併買収)の動向

コバルト権益や資源輸出を厳格化するインドネシアの銅権益を売却しております。

2016年 コンゴ民主共和国のコバルト鉱山であるTenke Fungurumeをチャイナモリブデンに売却
2018年 グラスバーグ鉱山の持分をインドネシア国営企業であるMIND IDへ売却
2019年 フィンランドのコバルト製錬工場Kokkolaをベルギーのユミコアへ売却
2020年 コンゴ民主共和国のコバルト鉱山であるKisanfuをチャイナモリブデンに売却

株主構成

株主構成(直前期末時点)
株主構成(直前期末時点)

上位株主は概ね機関投資家ですが、9位に物言う株主(アクティイスト)のアイカーン氏率いる投資会社が入っています。

株価パフォーマンス

フリーポートマクモランとインデックスの株価パフォーマンス比較

2022年01月22日の前営業日終値までの過去1年間の株価パフォーマンスを、インデックス(MSCIオールカントリー)の同期間のパフォーマンスと比較しています。
為替は現地通貨建(為替調整前)で計算をしております。
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市場シェア

市場シェア

モリブデン生産・採掘会社の市場シェアの分析

モリブデン生産・採掘会社の市場シェア、市場規模について分析を行なっております。モリブデンの主要な生産会社であるチャイナモリブデン、フリーポートマクモラン、コデルコ、アンタファガスタ、サザンコッパーといった会社の概要や動向も掲載しています。
市場シェア

コバルト生産・採掘会社の世界市場シェアの分析

コバルト生産・採掘会社の世界市場シェア、市場規模について分析を行なっております。コバルトの主要な生産会社であるグレンコア、シェマフ、華友、ノリリスク・ニッケル、ヴァーレ、金川集団、チャイナモリブデン(CMOC)といった会社の概要や動向も掲載しています。
2021.12.16
市場シェア

銅鉱山開発や銅採掘業界の世界市場シェアの分析

銅生産、銅鉱山開発会社の世界市場シェア、世界の銅採掘量の市場規模について分析をしています。銅業界の2020年の市場シェアランキング(生産量ベース)は1位がBHPグループの8.59%、2位がコデルコの8.58%、3位がフリーポート・マクモランの7.2%となります。
2021.12.16