チャイナモリブデンの市場シェアと株価リターンの分析

チャイナモリブデンの市場シェアと株価リターンの分析

中国の洛陽市に本拠を置く洛陽市系の資源会社です。チャイナモリーやCMOCと略されます。モリブデンの埋蔵量では世界最大級です。海外の権益買収に積極的で、2016年にコンゴ民主共和国のテンケ・フングルメ鉱山(Tenke Fungurume)を米国 フリーポートマクモラン 等から買収し、銅やコバルトの採掘量でも大手となりました。

業績推移(年次)

2021年度
売上高は前年度比53.89%増の173,863百万元になりました。営業利益は前年度比197.75%増の8,776百万元になりました。資源高の追い風を受け、前年度比増収増益になりました。

2020年度
買収した金属取引事業が好調で前年度比増収増益となりました。

チャイナモリブデンの業績推移

チャイナモリブデンの業績推移

業績推移(四半期)

2021年第2四半期(4ー6月)
売上高は前年同期比5.22%増の47,242百万元になりました。営業利益は前年同期比89.40%増の4,682百万元になりました。営業利益率は9.91%になりました。

2021年第1四半期(1ー3月)
売上高は前年同期比11.55%増の44,525百万元になりました。営業利益は前年同期比73.04%増の3,268百万元になりました。営業利益率は7.34%になりました。

2021年第4四半期(10ー12月)
売上高は前年同期比24.37%増の41,743百万元になりました。営業利益は前年同期比78.59%増の2,021百万元になりました。

2021年第3四半期(7ー9月)
金属取引事業や採掘事業が好調に推移し、前年同期比増収増益となりました。

チャイナモリブデンの四半期業績推移

チャイナモリブデンの四半期業績推移

事業構成

金属トレーディングと鉱物資源(銅、コバルト、金、モリブデン、タングステン、ニオブなど)の採掘が事業の柱となります。

チャイナモリブデンの売上構成

チャイナモリブデンの売上構成

チャイナモリブデンの売上構成(2020年

金属取引事業
スイスに本拠を置くIXMを中心にトレーディングを行っています。

銅・コバルト事業
コンゴ民主共和国(DRCコンゴ)のTenke Fungurume鉱山などで採掘を行っています。

ニオブ・リン事業
ブラジルのNioBrasとCOpeBras鉱山などで採掘を行っています。

モリブデン・タングステン事業
中国の河南省に所在する三道荘鉱山などで採掘を行っています。

銅・金事業
オーストラリアのNorthparkes鉱山などで採掘を行っています。

M&A(合併買収)の動向

中国国内ではモリブデン埋蔵量が世界最大級である河南省の三道荘鉱山や新疆ウィグル自治区の鉱山などを保有しています。海外の鉱山権益取得に積極的です。

2013年 豪州のNorthparkes銅鉱山をリオティントから買収
2016年 コンゴ民主共和国のTenke鉱山をフリーポートマクモランから買収
2016年 ブラジルのニオブ・リン鉱山をアングロアメリカンから買収
2019年 金属トレーディング事業(IXM)をルイドレフュスから買収
2020年 コンゴ民主共和国のKisanfu銅・コバルト鉱山をフリーポートマクモランから買収

株主構成

洛陽市系ですが、創業者であるYong Yu氏も大株主となっています。

チャイナモリブデンの株主構成(直前期末時点)

チャイナモリブデンの株主構成(直前期末時点)

直近1年間の株価リターン

チャイナモリブデンとインデックスの株価パフォーマンス比較

2022年11月29日の前営業日終値までの過去1年間の株価パフォーマンスを、インデックス(MSCIオールカントリー)の同期間のパフォーマンスと比較しています。
為替は現地通貨建(為替調整前)で計算をしております。
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市場シェア

市場シェア

モリブデン生産・採掘会社の市場シェアの分析

モリブデン生産・採掘会社の市場シェア、市場規模について分析を行なっております。モリブデンの主要な生産会社であるチャイナモリブデン、フリーポートマクモラン、コデルコ、アンタファガスタ、サザンコッパーといった会社の概要や動向も掲載しています。
市場シェア

コバルト生産・採掘会社の世界市場シェアの分析

コバルト生産・採掘会社の世界市場シェア、市場規模について分析を行なっております。コバルトの主要な生産会社であるグレンコア、シェマフ、華友、ノリリスク・ニッケル、ヴァーレ、金川集団、チャイナモリブデン(CMOC)といった会社の概要や動向も掲載しています。