ARと位置情報の組み合わせが上手いNianticの資金調達の推移

米国に本拠を置くNianticは2010年にグーグル内に設立されました。2015年にグーグルから独立し、AR(仮想現実)と位置情報を組み合わせたオンラインゲームを開発する会社となっています。ポケモンGOのヒットで有名になりました。そのほかにも、イングレスやハリー・ポッターに関連するゲームを開発しています。

位置情報とAR業界の市場規模

調査会社のグランドビューリサーチによると、位置情報を使ったゲーム業界の市場規模は12億ドルです。2025年にかけて年平均32.1%での成長を見込みます。また調査会社のフォーチュンビジネスインサイツによると、AR(仮想現実)業界の市場規模は28.2億ドルで、2027年にかけて48.3%で成長しています。⇒参照したデータの詳細情報

投資ステージと主要マイルストーン

Nianticの成長

  • 2010年
    NianticがJohn Hanke氏によって設立されました。
  • 2015年
    シリーズA

    35百万ドルをPokémon Company(ポケモン、任天堂の持分法適用会社)から調達しました。

  • 2016年
    ポケモンGOのローンチ

    ポケモンGOのヒットにより売上高が10億ドルを超えました。

  • 2017年
    シリーズB

    200百万ドルをSpark CapitalやNetEaseなどから調達しました。主要な投資家には、Founders Fund、Meritech、Javelin Venture PartnersやYou & Mr. Jonesが含まれます。

  • 2019年
    シリーズC

    245百万ドルをIVPなどから調達をしました。主要な投資家には、aXiomatic Gaming、Battery Ventures、Causeway Media Partners、CRV及びSamsung Venturesが含まれます。

参照したデータの詳細情報について


このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。
会員の方はログイン下さい。
会員登録はこちらです。