金属3Dプリンター開発会社のカオスマップ

金属3Dプリンター開発会社のカオスマップと資金調達額ベースの市場シェアを分析しています。金属3Dプリンターは、金属粉末をレーザーや電子ビームで加熱し造形しますが、速度が遅く、量産に向かないことがボトルネックとなっていましたが、過熱方法の技術革新も進んでいます。
Mark Forged、Velo3D、Aurora Labs、Additive Industries、Sun Metalonといった金属3Dプリンター開発会社の概要も掲載しています。

カオスマップ

金属3Dプリンター開発分野での直近投資ラウンドでの資金調達額(縦軸)とシリーズラウンド(横軸)でマッピングした業界マップ(カオスマップ)を作成すると以下の通りとなります。円の大きさは資金調達累計額となります。またIPOをした会社の場合は、直近1年間の資本金及び資本準備金の増減と合計を直近の資金調達額と資金調達累計額とみなしております。

金属3Dプリンター 業界マップ(2022年10月)
金属3Dプリンター 業界マップ(2022年10月)

金属3Dプリンター開発分野では、海外ではMark Forged、Velo3Dなどが順調に調達に成功しています。日本からはSun Metalonが先行しています。オーストラリアのAurora Labsは上場しています。上記会社の資金調達累計額は、本ページの更新日時点で約264百万ドルとなっております。

市場シェアランキング

金属3Dプリンター開発会社の資金調達累計額を分子に、上述した金属3Dプリンター開発会社業界全体の資金調達額を分母にして、資金調達額シェアを計算し、ランキング化すると、1位はMark Forgedとなります。

金属3Dプリンター開発会社の市場シェアランキング(資金調達累計額ベース)

順位会社名市場シェア
1位Mark Forged50.3%
2位Velo3D23.5%
3位Aurora Labs12.6%
4位Additive Industries10.1%
5位Sun Metalon3.6%
金属3Dプリンター開発会社の市場シェアランキング(資金調達累計額ベース)

金属3Dプリンター開発会社の資金調達額シェア
金属3Dプリンター開発会社の資金調達額シェア

市場規模

調査会社のグランドビューリサーチによると、金属3Dプリンター業界の2021年の市場規模は35億ドルです。2030年にかけて年平均23.9%で成長することが見込まれます。⇒参照したデータの詳細情報

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金属3Dプリンター開発会社の概要

Sun Metalon サンメタロン
本社所在地: 米国/日本
設立年: 2021年
創業者: 西岡和彦(創業者CEO)
金属粉末を素材とした産業用の3Dプリンターを展開しています。造形速度を上げるために、金属粉末を面で加熱する技術に強みを持ちます。

Mark Forged マークフォージド
本社所在地: 米国
設立年: 2013年
創業者: Gregory Mark
金属ベースの産業用3Dプリンターのプロバイダーです。プリンターに加え、金属粉末やソフトウェアなども手掛けます。

Additive Industries アディティブインダストリーズ
本社所在地: オランダ
設立年: 2012年
創業者: Daan A.J. Kersten(共同創業者&CEO)
金属3Dプリンターメーカーです。レーザービームでの溶接造形に強みを持ちます。

Aurora Labs オーロララボ
本社所在地: オーストラリア
設立年: 2014年
創業者: David Budge(共同創業者)
金属3Dプリンターを開発・製造しています。レーザー溶接・レーザー焼結などの技術で金属のプリントを行っています。

Velo3D
本社所在地: 米国
設立年: 2015年
創業者: Benny Buller(創業者CEO)
レーザー積層造形法に基づく3Dプリンターのメーカーです。

参照したデータの詳細情報について


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