M&Aや再編対象となるファシリティマネジメント会社の分析

ファシリティマネジメントセクターで、投資ファンドが保有し、今後M&Aや再編対象となる可能性のある会社の分析をしています。
なお、本記事の作成日以降にM&Aによって下記会社が買収されている可能性もありますことを予めご了承下さい。

表の見方
対象会社の概略で掲載している情報は以下の通りです。もっと詳しい情報をご希望される場合は、お問い合わせのページからご連絡下さい。

対象会社製品サービス
本社所在地買収年
保有ファンド名
会社概略

今後エグジットが予想されるファシリティマネジメント会社

SitelogIQ施設管理
米国2020年AEA
SitelogIQ(サイトロジック)は、北米の行政施設、学校、病院、商業施設、工場等にファシリティーサービスを提供しています。特に施設のエネルギー効率を高めるため、より効率性の高い空調システム、LEDライト、太陽光発電の導入等の施策を実施しています。AEAインベスターズが2020年4月に投資ファンドのOaktreeCapital(オークツリーキャピタル社)から買収しました。買収時点の同社の売上高は400百万ドルと推計されています。
Quantプラント管理
スウェーデンノルディックキャピタル
Quantは、2014年に重電大手であるABBから買収をした製紙パルプ、製錬、飲料食品工場の管理メンテナンスサービスを提供する会社です。ノルディックキャピタルが買収しました。
Cataratas公園管理
ブラジル2014年アドベント
Cataratas do Iguaçu(カタラタスグループ)は、ブラジルの国立公園の運営管理を行っています。 1999年以来アトラクションの管理を行っています。アドベントインターナショナルが2014 年に買収しました。
Apleonaオフィス管理
ドイツ2020年PAI
Apleona(アプレオナ)は、ドイツに本拠を置くファシリティマネジメント会社です。旧社名はBilfinger HSGです。2017年にEQTが買収を行いました。買収時点の想定企業価値は13億ドル(EBITDA倍率で約9倍)です。欧州を中心に約30か国でオフィスの管理業務を展開しています。2020年にPAIパートナーズがEQTから16億ユーロで買収しました。
Hollywoodリネンサービス
ポーランド2016年21インベスト
Hollywood(ハリウッド)は、ポーランドに本拠を置くランドリーサービス提供会社です。ホテル、病院等向けのB2Bランドリーサービスを展開しています。21インベストが2016年に投資を実行しています。
JLAリネンサプライ
イギリス2018年シンベン
JLA(ジェイ・エル・エー)は、1973年に設立されたイギリスに本拠を置く飲食店や医療、宿泊、商業施設などにおけるクリーニングや調理場のファシリティマネジメント会社です。省エネ調理器具やスマート洗濯・乾燥機、オゾン洗浄システム、冷暖房器材などの販売やレンタルに加え、メンテナンス、安全確認、クリーニングなどを提供しています。シンベンが2018 年に買収をしました。
Crothallリネンサプライ
米国2020年HIG
Crothall Laundry Servicesは、1991年に設立された米国の病院を中心にリネンサービスを提供する会社です。コンパスグループの子会社でした。2020年にHIGキャピタルが買収しました。