イトクロは、2006年に山木学氏によって設立された教育業界に特化したポータルサイトの運営会社です。2015年に東証へ上場をしました。地域毎に検索が可能な塾ナビ、みんなの学校情報、家庭教師比較ネット、医学部受験マニュアルなどのサイトを運営しております。閲覧したユーザーからの資料請求に基づいての成果報酬や広告へのユーザークリックによる報酬が事業の柱となっています。
2018 年度
売上高は4492百万円で、前年度比14%増となりました。これは主にメディアサービス等既存事業の業績が堅調に推移したことによるものです。営業利益は2000百万円になりました。営業利益率は45%になりました。
2019年度
売上高は4382百万円で、前年度比2%減となりました。営業利益は1436百万円になりました。営業利益率は33%になりました。
2020年度
売上高は3862百万円で、前年度比12%減となりました。これは新型コロナウイルスの影響です。営業利益は1141百万円になりました。営業利益率は30%になりました。
2021年度
売上高は4268百万円で、前年度比11%増となりました。これは前年度に発生した新型コロナウイルスショックからの回復によるものです。営業利益は1307百万円になりました。営業利益率は31%になりました。
2022年度
売上高は3956百万円で、前年度比7%減となりました。この要因は、上期は新型コロナウイルス感染者数拡大の影響を受け、下期はそれに加え競合他社の広告出稿強化の影響を受けたためです。営業利益は197百万円の赤字になりました。これは売上の減少に加え、広告宣伝費の増加等による販管費の増加が要因です。
2022年第2四半期（02ー04月）
売上高は1158百万円になりました。営業利益は292百万円、営業利益率は25%になりました。
2022年第3四半期（05ー07月）
売上高は1196百万円になりました。営業利益は322百万円の赤字になりました。
2022年第4四半期（08ー10月）
売上高は710百万円になりました。営業利益は290百万円の赤字になりました。
2023年第1四半期（11ー01月）
売上高は884百万円になりました。営業利益は111百万円、営業利益率は13%になりました。
2023年第2四半期（02ー04月）
売上高は1191百万円になりました。営業利益は242百万円、営業利益率は20%になりました。
イトクロの四半期業績推移
2022年度の希薄化後EPSは未発表ですが、マイナスの値です。なお、同社では配当を行っていません。
2023年06月
今期の売上高は4000百万円、営業利益は250百万円を予想しています。
2016年 地域情報ポータルサイト「ビットストリート」を運営している株式会社Acuzを子会社化
2016年 株式会社Acuzを吸収合併
2018年 医学部受験予備校情報ポータルサイト「医学部予備校ガイド」を運営している株式会社えふななを子会社化
2018年 株式会社えふななを吸収合併
2019年 習い事情報ポータルサイト「コドモブースター」や子育て情報ポータルサイト「comolib(コモリブ)」を運営している株式会社センジュを子会社化
2020年 株式会社センジュを吸収合併
創業者である山木学氏が引き続き大株主です。
