フィンランドに本拠を置く2014年に設立されたWolt(ウォルト)はレストランから料理を注文する人と実際に宅配デリバリーする人を仲介するアプリを開発しています。欧州の主要都市や日本を含めて事業を展開しています。「レストランにおいしい料理食べに行く」から「家にいながらレストランのおいしい料理を食べる」という領域を切り開いています。レストランからは店舗の広さの制約を解き放ち、食事をする人には時間の短縮と食事環境の柔軟性を持たせ、デリバリーという新しい仕事を生み出すエコシステムを構築しています。
2016年にシリーズAの資金調達をしてて以降、順調に資金調達を重ねています。
資金調達と事業展開
- 2014年フィンランドで創業
Miki Kuusi氏によって設立
- 2016年シリーズA
10百万ユーロの調達。EQTベンチャーズがリード投資家
スウェーデンとエストニアに進出 - 2017年欧州での拡大
ラトビア、デンマーク、リトアニアに進出
- 2018年シリーズB
27百万ユーロ調達。83Northがリード投資家
クロアチア、チェコ、ノルウェー、ハンガリー、ジョージア、イスラエル、ポーランドに進出 - 2019年シリーズC
115百万ユーロ調達。ICONIQキャピタルとHiland Europeがリード投資家
セルビア、ギリシア、アゼルバイジャン、スロバキア、カザフスタンに進出 - 2020年シリーズD
107.5百万ユーロをゴールドマンサックスグロースエイクティとLukasz Gadowski氏から調達
キプロス、マルタ、日本、ドイツに出演 - 2021年シリーズE
503百万ドル調達。EQTベンチャーズがリード投資家
市場規模
EQTベンチャーズによると、UBSのレポートなどから、フードデリバリー業界の市場規模は2030年までに3650億ドルへ成長すると見込まれます。⇒参照したデータの詳細情報
参照したデータの詳細情報について
参照したデータは以下の通りです。リンク切れなどありましたら、お問い合わせのページからご連絡頂けますと大変有難く存じます。
EQT Growth makes its first investment – backs Wolt, a leading food delivery platform