レンゴーの市場シェア・業績推移・売上構成・株価の分析

レンゴーは1920年に設立された聯合紙器を源流とする日本を代表する段ボール紙メーカーです。製紙、段ボール、紙器、軟包装、重包装、包装機器などを手掛けます。東南アジアは、タイのサイアムセメントグループ傘下のSCGパッケージングとダンボール分野で合弁会社(タイ・コンテナーズ・グループ、レンゴーの持分は30%)を設立しております。2013年に段ボール機械メーカーの石川製作所に出資、2015年にポリオレフィンフィルムに強いサン・トックスに出資、2018年に凸版印刷の子会社であるトッパンコンテナーを買収、2019年に産業用重量物包装メーカーであるトライコー(ドイツ)を買収、2020年にタイ・コンテナーズ・グループを通じてベトナムのビエンホア・パッケージングを買収しするなど、国内、欧州や東南アジアでの積極的に事業を拡大しています。

業績(年次)

2021年度
売上高は前年度比9.73%増の746,926百万円になりました。営業利益は-15.69%の32,521百万円になりました。営業利益率は4.35%になりました。

レンゴーの業績推移

レンゴーの業績推移

業績(四半期)

2022年7-9月
売上高は前年同期比16.72%増の213,367百万円になりました。営業利益は-20.06%の7,252百万円になりました。営業利益率は3.40%になりました。

レンゴーの四半期業績推移

レンゴーの四半期業績推移

レンゴーの希薄化後EPS(四半期)の推移

2021年度
希薄化後EPSは前年度比-1.45%の113.83円になりました。1株当たりの配当は24.00円になりました。配当性向は21.08%になりました。

レンゴーのEPS・1株配当・配当性向の推移

レンゴーのEPS・1株配当・配当性向の推移

売上構成

売上は、大きく
板紙・加工紙(段ボール原紙、段ボール製品、紙器製品)
軟包装製品(フィルム包装、ラベル、セロファン)
包装機械(ラップアラウンドケーサー、セットアップケーサー、製函機、封函機など)
の3つの事業で構成されます。

レンゴーの売上構成(2021年度)

レンゴーの売上構成(2021年度)

主なM&A(合併買収)

2010年 ベトナムのニューアジア・インダストリーを買収
2011年 ベトナムのアルカマックス・パッケージングの買収
2015年 タイのTCフレキシブル・パッケージングを買収
2015年 ベトナムのティン・タイン・パッキングを買収
2015年 サントックスを買収
2016年 トライウォールホールディングスを買収
2017年 段ボールメーカーのTPMSポーランドを買収
2017年 段ボールメーカーのウェルシュ・ボクシーズ・アンド・エンジニアリングを買収
2017年 タルタニパックを買収
2018年 三和段ボールを買収
2018年 トッパンコンテナーを買収
2019年 三洋加工紙を買収
2019年 武田紙器を買収
2019年 ドイツのトライコーパッケージング&ロジスティクスを買収
2019年 西原紙業を買収
2020年 ビエンホア・パッケージング社を買収
2022年 イギリスのコルゲーティッド・ケース・ホールディングスを買収
2022年 丸福の買収
2022年 ヒロパックスの買収
2022年 タキガワコーポレーションを買収
2022年 重量物包装資材メーカーであるアクション・ウッド・テクノロジーズの事業を買収

市場シェア

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