テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイトが革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
体温計の国産化から始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきて、現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
業績推移(年次)
2020年度
売上高は前年度比2.39%減の613,842百万円になりました。営業利益は11.05%減の98,386百万円になりました。営業利益率は16.03%になりました。Q4として過去最高となりました。コロナ影響は続くも、心臓血管の需要が着実に回復し、他のカンパニーは感染対策やコロナ治療に貢献する製品群が牽引し増収となりました。
2021年度
売上高は前年度比14.57%増の703,303百万円になりました。営業利益は17.86%増の115,960百万円になりました。営業利益率は16.49%になりました。売上収益は、四半期及び年度として過去最高となり、海外における心臓血管、特にTISの需要が継続的に回復しました。Q4はTIS・ニューロが好調、為替もポジティブに影響しました。
2022年度
売上高は前年度比16.62%増の820,209百万円になりました。営業利益は1.18%増の117,332百万円になりました。営業利益率は14.31%になりました。営業利益は、過去最高となるも、原材料価格高騰やQ4での一時費用負担が重く収益性が悪化しました
2023年度
売上高は前年度比12.39%増の921,863百万円になりました。営業利益は19.40%増の140,096百万円になりました。営業利益率は15.20%になりました。売上収益は、過去最高。TIS、血液センター向けビジネス、ニューロ、血管が二桁伸長して牽引しました。
2024年度
売上高は前年度比12.40%増の1,036,171百万円になりました。営業利益は12.54%増の157,668百万円になりました。営業利益率は15.22%になりました。売上収益はグローバルで需要が拡大し、TISとグローバルブラッドソリューションが牽引しました。

テルモの業績推移
業績推移(四半期)
2024年第2四半期(7ー9月)
売上高は前年同期比9.57%増の250,491百万円になりました。営業利益は43,076百万円、営業利益率は17.20%になりました。営業利益は、売上増、価格政策、適切な費用管理により利益率が改善しました。
2024年第3四半期(10ー12月)
売上高は前年同期比10.24%増の263,550百万円になりました。営業利益は45,780百万円、営業利益率は17.37%になりました。売上収益は、グローバルで需要が拡大し、TIS、血液センター向けビジネスが牽引しました。
2024年第4四半期(1ー3月)
売上高は前年同期比10.47%増の263,936百万円になりました。営業利益は24,172百万円、営業利益率は9.16%になりました。売上収益はグローバルで需要が拡大し、TISとグローバルブラッドソリューションが牽引しました。
2025年第1四半期(4ー6月)
売上高は前年同期比0.69%増の259,965百万円になりました。営業利益は55,885百万円、営業利益率は21.50%になりました。営業利益・調整後営業利益・当期利益の全てにおいて、四半期として過去最高を記録しました。
2025年第2四半期(7ー9月)
売上高は前年同期比9.77%増の274,965百万円になりました。営業利益は45,098百万円、営業利益率は16.40%になりました。米州が牽引し好調な売上が継続、為替影響を除いて増加し

テルモの四半期業績推移
EPS・配当額・配当性向の推移
希薄化後EPSは前年度比10.52%増の78.99円になりました。1株当たりの配当は前年度比40.91%減の26円になりました。配当性向は32.92%になりました。

テルモのEPS・1株配当・配当性向の推移
業績予想
2026年3月
今期の売上高は1,108,000百万円、営業利益は181,500百万円、営業利益率は16%、1株配当は30円を見込みます。
売上構成
セグメントは、3つに分類されます。セグメント別の売り上げ構成は以下の通りです。

テルモのセグメント別売上構成(2025年度)
心臓血管カンパニー
血管内治療と心臓外科手術において、患者さんの負担軽減を追求しています。
また、人間の生命活動を支える心臓・肺、そして全身の血管の病気の治療に関わる事業を展開しています。心臓や脳の血管にカテーテルを通して治療を行う血管内治療関連デバイス、心臓外科手術中に心臓・肺の機能を代替することで生命維持を行う人工肺や人工心肺装置、病気で傷んだ血管の代わりとなる人工血管やステントグラフトを提供することで、各事業に共通して、より良い治療効果の実現、患者さんの身体への負担軽減およびQOL 向上を目指しています。
メディカルケアソリューションズカンパニー
患者さんのケアの質向上と医療の変革に貢献し、医療に関わるすべての人に「やさしい医療」を提供しています。
また、近年、高齢化に伴う患者数の増加や新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、感染対策への意識が高まり、さらには、テクノロジーの進歩による、患者さん一人ひとりの個性に合わせた個別化医療へのニーズも高まっています。このような多様化・複雑化する医療現場の課題やニーズに対し、強みを生かしたソリューションの提供をさらに充実させることで、患者さんのケアの質向上と医療の変革に貢献し、医療に関わるすべての人に「やさしい医療」を提供します。
血液・細胞テクノロジーカンパニー
血液・細胞治療の発展に貢献するとともに、世界の輸血医療を支えています。
また、血液と細胞を採取・分離する技術を通して、世界の輸血医療を支え、患者さん一人ひとりに適した治療の提供を目指し、機器、ソフトウェア、データ解析などを組み合わせることで、血液センター、病院、細胞治療の研究機関や製薬企業など、さまざまなお客様のオペレーションの向上、そして治療の質の向上を支援しています。
2011年 細胞治療などの分野で高い技術力を持つ米国ハーベスト・テクノロジーズ社を買収
2018年 心臓カテーテル製品の製造販売会社である中国 エッセンテクノロジー北京有限公司を買収
2023年 Olympus Terumo Biomaterials の株式売却(持分法適用会社の除外)
2025年 WuXi Biologics社のドイツ工場買収(CDMO事業強化)
2025年 OrganOx社(英国)買収