万州国際(WHグループ)は、中国で生鮮豚肉の卸売りのほか、ソーセージなどの加工品を製造・販売する食肉加工会社です。2013年にアーマーやファームランドといったブランドで有名な米国大手豚肉加工会社のSmithfield Foods(スミスフィールド・フーズ) を買収、2019年にはポーランドのピニ・ポロニアに出資、2021年にはスロバキアとハンガリーに加工拠点などを持つメコムグループを買収し、欧米でのグローバル展開を加速しています。2014年に香港証券取引所に上場しました。
2018年度
売上高は22605百万ドルで、前年度比1%増となりました。営業利益は1650百万ドルになりました。営業利益率は7%になりました。
2019年度
売上高は24103百万ドルで、前年度比7%増となりました。営業利益は2031百万ドルになりました。営業利益率は8%になりました。
2020年度
売上高は25589百万ドルで、前年度比6%増となりました。販売量は、食肉加工セグメントで2%の上昇、豚肉セグメントで7%上昇しました。営業利益は1729百万ドルになりました。営業利益率は7%になりました。
2021年度
売上高は27293百万ドルで、前年度比7%増となりました。販売量は、食肉加工セグメントで1%の上昇、豚肉セグメントで11%上昇しました。営業利益は1966百万ドルになりました。営業利益率は7%になりました。
2022年度
売上高は28136百万ドルで、前年度比3%増となりました。これはアメリカとメキシコ市場において豚肉の価格が上昇した影響です。営業利益は2093百万ドルになりました。営業利益率は7%になりました。
2022年第2四半期(4ー6月)
売上高は6843百万ドルになりました。営業利益は569百万ドル、営業利益率は8%になりました。
2022年第3四半期(7ー9月)
売上高は7009百万ドルになりました。営業利益は434百万ドル、営業利益率は6%になりました。
2022年第4四半期(10ー12月)
売上高は7729百万ドルになりました。営業利益は448百万ドル、営業利益率は6%になりました。
2023年第1四半期(1ー3月)
売上高は6743百万ドルになりました。営業利益は365百万ドル、営業利益率は5%になりました。
2023年第2四半期(04ー06月)
売上高は6373百万ドルになりました。営業利益は274百万ドル、営業利益率は4%になりました。
希薄化後EPSは前年度比41%増 の10.68USセントになりました。1株当たりの配当は前年度比58%増 の0.30香港ドルになりました。
セグメントは、食肉加工セグメントと豚肉セグメントに分類されます。セグメント別の売り上げ構成は以下の通りです。
食肉加工セグメント
ベーコン、ソーセージ、ハムなどの、パックされた食肉を製造・販売しています。64%はアメリカとメキシコでの売上です。28%は中国国内での売上です。このセグメントの営業利益率は14%です。
豚肉セグメント
養豚と精肉加工を行い、豚肉を販売をしています。55%はアメリカとメキシコでの売上です。37%は中国国内での売上です。このセグメントの営業利益率は0.3%です。
職職員の持株会であるRise Grand Groupが筆頭株主になっています。